まず、投棄する犯人たちは、悪い、
しかし、
世界遺産になったから、「真剣に”対策”」する?
これは、どこかおかしいです。
世界遺産だろうが、
文化遺産だろうが、
何であろうが、
「タイトルや格付けは、関係ありません」
自分の寺や、
神社や、
会社や工場、学校、などで、
同じようなことが、1~2度、見たら、あったら、
即、何か、寺は、動くべきだったのです。
世界遺産だから、動く、
対策する、
対応する?
どこかおかしいです。
神社仏閣は、
毎朝、
毎日、
清掃、清潔、整理整頓が、
第一に優先事項です。
今まで、放っておいたことを、寺自体も、真剣に、勉強するべきです。
一番、最初に、見たとき、
一番、最初に、見つけたとき、
どうして、寺の人間たち、総動員で、
即、その日のうちに、片づけなかったのでしょうか?
警察や、地方自治に、同時に、報告するのは、当然です。
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「踏みにじられた」世界遺産への参拝道、電子レンジやソファが散らん
仁和寺境内の参拝道付近に散乱する家電などのごみ(京都市右京区で)
世界遺産・仁和寺(京都市右京区)の境内にある霊場に、大型家電や家具などが大量に不法投棄されている。
僧侶や地元住民らが撤去しても、次々と捨てられる状況が長年続いている。「このままでは信仰の場が台無しだ」。
住民らは近く、投棄場所に監視カメラを設置し、警察に通報する構えらん
不法投棄されているのは、寺の北側の成就山(標高236メートル)にある御室八十八か所霊場。約3キロの参拝道にお堂(札所)があり、本尊の弘法大師もまつられている。
参拝道は江戸時代後期、四国八十八か所霊場を巡拝できない民衆のために、各霊場の砂を持ち帰って作られた。
「お遍路さん」と同じ御利益が得られるとして、毎日多くの人が入山するが、プラスチックごみのほか、電子レンジやソファ、車のタイヤなども散乱する。
参拝道脇は斜面になっており、10メートルほど上には市道が通る。車で来た人が、市道からごみを投げ捨て、それらが参拝道付近まで転がってきているという。
「ここはごみ箱ではない。『誰にも見つからない』と思ってやってるのだろうが、信仰を踏みにじられた気持ちです」。仁和寺管財課の岩崎智大さん(25)は、ため息をつく。
ボランティアの地元住民と寺の僧侶が月に一度、参拝道付近を清掃しているが、大型ごみなどは山から運び出すのも困難だという。
住民には憩いの場でもあり、毎日参拝する人もいる。宇多野自治会連合会は以前から、住民らが付近を定期的に巡回。
しかし、夜間に捨てられるケースが多いとみられ、日中の巡回では限界があるという。
連合会は、3月末までに監視カメラを市道脇に設置。夜間でも映る赤外線式で、新たな不法投棄があれば映像を確認し、悪質なケースは警察に捜査を求める。
同連合会の折居弘一会長(76)は「仁和寺は地元の誇り。汚されるのは腹立たしい。世界遺産を美しい状態で残したい」と話す。
◆仁和寺=真言宗御室派の総本山で、888年に宇多天皇が創建。応仁の乱では伽藍(がらん)が焼失するなどしたが、江戸時代に再興した。1994年に「古都京都の文化財」として清水寺や二条城などとともに世界遺産に登録された。桜の名所としても知られ、「御室桜」は4月中旬に見頃を迎える