菅総理、毎日2回、官房長官が、会見やっているから、「必要ない!」
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「馬鹿言うな!」です。
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立憲民主党の枝野幸男代表は、彼の人生で、「一番正しいことを言いました!」
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「第二次世界大戦後、最大と言っていい危機の中、政府方針を先頭に立って伝えていく責任が首相にある」
「一度も会見しないのは責任放棄だ」
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コロナ対応説明は? 菅首相、感染拡大でも記者会見開かず 野党「国民の不安高まる」
新型コロナウイルス感染の「第3波」が指摘される中、菅義偉首相が記者会見を開かない状態が続いている。記者団の「ぶら下がり」でも一方的に発言した後、その場を立ち去るなど、コロナに関する政府対応を丁寧に説明する姿勢は見られない。12月5日に会期末を迎える臨時国会の閉幕に伴う会見が開催される可能性はあるが、野党は「閉会すれば、いよいよ国民が疑問をぶつける場が減る」と批判を強めている。
「一度も会見しないのは責任放棄だ」。
立憲民主党の枝野幸男代表は11月30日の記者会見で、首相の姿勢を批判した。
「第二次世界大戦後、最大と言っていい危機の中、政府方針を先頭に立って伝えていく責任が首相にある」と強調した。
共産党の小池晃書記局長も29日のNHK番組で「(首相は)官邸で記者が質問をしても背中を見せて去る。これでは国民の不安が高まる」と指摘した。
野党は、首相の発信不足を問題視する。安倍晋三前首相は「質問の打ち切り」が批判を浴びることはあったが、コロナ禍が深刻化した2月末から辞任表明した8月までの半年間で、13回の記者会見に臨んだ。だが、菅首相は9月の就任以来、訪問先のインドネシアを含めて計2回の会見をしたに過ぎず、新型コロナの「第3波」が押し寄せた11月は一度もない。
同月、首相と記者団の双方が立ったままでやり取りする「ぶら下がり」には9回応じたが、いずれも1問限りで一方的に打ち切っている。例えば、11月26日のぶら下がりでは首相が「札幌市に加え、東京都、大阪市、名古屋市においても飲食店の時間短縮を今週末から行う」などと説明。これに対し、記者団が「緊急事態宣言は検討しないか」「記者会見をしませんか」などと追加質問を投げかけたが、首相は全く答えずに官邸を後にした。
首相の発信について、加藤勝信官房長官は翌27日の記者会見で「(政府対策本部の)その場で総理から国民の前で今後の対策の方向性を示している。加えてぶら下がりを行った。機会、機会を取って必要な発信がなされている」と述べ、追加質問に応じることに後ろ向きな姿勢を示した。首相周辺は「首相はその場で対応するより、落ち着いて準備をして対処する人だ」と釈明する。
だが、野党は首相の発信努力が足りないのに加え、説明能力自体にも問題があるのではないかとの見方を強めている。首相は予算委員会でも、事前にそろえた想定問答や、背後に控える秘書官から手渡されるメモを読み上げる答弁が多かった。
社民党の福島瑞穂党首は11月25日の会見で「首相は自説を展開して相手を説得することをやる気がないのか、できない。質問に対し説得する展開力がみられない」と指摘。立憲中堅は「ぶら下がりも会見も、単に質問を受けるのが苦手なだけだ。国民への説明責任を犠牲にしている」と非難する。
さらに、会見すればコロナ以外にも話題が及ぶ可能性がある。日本学術会議の任命拒否問題や、安倍前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭を巡る問題に関し、「首相は追及されるのを嫌い、会見を避けている」との見方も野党から出ている。
野党は今国会で、主に学術会議問題を追及したが、政権に大きなダメージを与えるには至っていない。毎日新聞と社会調査研究センターが11月7日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は57%。内閣発足直後の9月17日の前回調査(64%)から7ポイントの下落にとどまった。一方、立憲は政党支持率が11%(前回12%)と横ばいで、焦燥感に駆られている。
国会が閉会すれば、首相を攻め立てる機会は激減する。野党は会期延長を与党に要求しているが、立憲関係者は「仮に閉会しても、終わりではない。首相は会見などの場を通じ、学術会議、桜を見る会、コロナ対策にしっかりと答える義務がある」と強調する。【小山由宇、宮原健太
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国内で新たに2970人感染 2日連続で過去最多を更新
配信
新型コロナウイルスの国内感染者は、10日午後8時半現在で新たに2970人が確認された。9日の2810人を上回り、2日連続で過去最多を更新。1日当たりの新規感染者は8都県で過去最多となった。厚生労働省によると、9日時点の重症者は543人で前日より12人減ったものの、過去2番目の高水準で推移。死者は25人増えた。
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東京都では602人の感染が確認され、初めて600人を超えた。大阪府は415人で、2日連続で400人を上回った。愛知県は過去2番目に多い242人だった。東京都の他に新規感染者が過去最多となったのは埼玉県188人、千葉県152人、岐阜県45人、大分県25人、高知県20人、山形県15人、佐賀県12人。 クラスター(感染者集団)の発生や拡大も相次ぐ。千葉県では、船橋市立船橋高校で男子バスケットボール部員36人を含め生徒と教員の計46人の感染が確認された。クラスターが発生している三重県の東員病院では入院患者ら12人が新たに感染し、病院関連の感染者は計42人となった。
朝日新聞社