イタリア、新型コロナ死者6万人超える

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AFP=時事

 

 

 

イタリア首都ローマのコロッセオ近くにある、閉鎖したレストラン(2020年12月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 

【AFP=時事】

 

イタリアで新型コロナウイルスによる累計死者数が6万人を超えたことが、同国保健省が6日発表した公式統計で明らかになった。

 

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保健省の公式統計によると、これまでに172万8878人の感染が確認され、うち6万78人が死亡した。

 

イタリアは、欧州で最初にウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の打撃を受けていた。  

 

イタリア政府は患者の治療に加え、直近の感染者急増を抑え込むための策を講じてきたが、同国ではまだ1日当たり数百人が死亡している。  

 

3日には993人の死亡が確認され、今年初めに流行が始まって以来、最多を更新した。  同日、ジュセッペ・コンテ(Giuseppe Conte)首相はクリスマス前後に実施する制限措置の概要を発表した。  

 

 

今月21日から来年1月6日まで、地域間の移動は禁止され、これには別荘で過ごす市民も含まれる。また、今月25~26日と来年1月1日には都市間の移動も禁止となる。  

 

 

午後10時から午前5時までの外出も引き続き禁止され、来年1月1日は午前7時まで延長される。  スキー場とリフトの閉鎖は、来年1月7日まで続けられる。

 

【翻訳編集】 AFPBB News