これらは、マスク着用とは言えません。
マスクの効果の20%未満です。
1) マスクは、98%以上、ウイルス遮断というものを買うべきです。
(20回、洗えるとか、
夏は涼しいとか、
女性のお肌に良いとか、
”そんなの関係ない!”です。
98%以上、ウイルス遮断の、高性能の表示のあるものを、チェックしましょう)
(今、日本のGoogleを見ますと、ウソや、インチキや、ごまかしや、公認されていない、不法表示のマスクばかりですので、お気を付け下さい)
個人などが作った布マスクなどは、モノにより、ばらつきはありますが、
98%以下の遮断(防疫)効果しかありません。
各PPEの選定規格基準
- マスクの規格基準
-
日本には医療用マスクの性能規格基準が存在しません。しかし、医療現場では湿性生体物質などの液体防御性能がない製品はPPEとしての役割を果たしません。
米国ではASTM(米国試験材料協会)が医療用マスクの素材条件を定めているため、マスク選択の参考にします。サージカルマスクの選定
医療用マスクの素材条件(ASTM F2100-19) 特性 レベル1 レベル2 レベル3 細菌濾過率(%) ≧95 ≧98 ≧98 微粒子濾過率(%) ≧95 ≧98 ≧98 呼気抵抗(㎜H2O/㎝2) <5.0 <6.0 <6.0 血液不浸透性(㎜Hg) 80 120 160 延燃性 Class1 Class1 Class1 ASTM F2100-19 : Standard Specification for Performance of Materials Used in Medical Face Masks. 2019
- 細菌濾過率(%)【BFE】細菌を含む、平均約3μmの粒子が濾過された率を示します。
- 微粒子濾過率(%)【PFE】平均約0.1μmの微粒子が濾過された率を示します。
- 呼気抵抗(㎜H2O/㎝2)【⊿P】呼吸のしやすさを示します。
- 血液不浸透性(㎜Hg)【FR】液体(血液)が飛散した場合、どの程度の圧力にまで耐えうるかを示します。
- 延燃性電気メスを使用する手術室などにおいて、炎の広がりにくさを示します。
クラス1~3まで3段階に分かれ、数値が小さいほど燃えにくいことを表します。
N95マスクの選定
呼吸器防護規格(NIOSH) クラス 捕集効率(%) テスト粒子 N Not resistant to oil
耐油性なしN95 95 エアロゾル化した
塩化ナトリウムN99 99 N100 99.97 R Resistant to oil
耐油性ありR95 95 エアロゾル化した
フタル酸ジオクチルR99 99 R100 99.97 P Oil Proof
防油性ありP95 95 エアロゾル化した
フタル酸ジオクチルP99 99 P100 99.97 NIOSH : 42 CFR Part 84 Respiratory Protective Devices
医療現場では耐油性能は求められていないこと、N99やN100は呼気抵抗が高く日常の使用には向いていないことから、N95マスクが選択されています
2) 鼻が露出しているマスクがけは、効果が、半減以下になります。。
3) 麻生大臣をはじめ、
銀座の高級クラブのママたちがやっている、
写真のごとくのマウスシールドは、
効果が、
高性能のマスクの20%くらいしかありません。
やらないより、やったほうがよい程度で、
効果には、大変疑問があるので、
国も、地方自治も、
関係各省も、
消費者に、考慮を促すべきです。
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繰り返しますが、
飲食店では、
高性能マスク(正しいかけ方で)とフェイスシールドのダブル着用を義務付けるべきです。