ナゴルノ停戦、米仲介の3度目も崩壊 発効直後に非難応酬

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AFP=時事

 

 

係争地ナゴルノカラバフの前線で砲撃を行うアルメニア兵(2020年10月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 

【AFP=時事】

 

アルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突が続く係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)で26日朝、米国の仲介による3度目の停戦が発効したが、1時間もたたないうちに双方が相手の停戦違反を非難する事態となった。 

 

 

 

【写真】ナゴルノカラバフ衝突、砲撃された大聖堂  

 

 

ナゴルノカラバフでの戦闘が始まって、間もなく2か月目に突入する。ロシアとフランスが仲介した10日と18日からの停戦合意は、2度とも崩壊した。  今回の「人道的停戦」は、米政府が25日に発表。26日午前8時(日本時間同午後1時)に発効したが、それから1時間もせずに最初の違反疑惑が浮上した。  アゼルバイジャン外務省は、アルメニア軍がタルタル(Terter)と近郊の村々を攻撃し「著しい停戦違反」を行ったと非難。アルメニア国防省も、アゼルバイジャン軍が前線各所の戦闘拠点を砲撃し、停戦に「著しく違反」したと非難している。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/58dadba873824ff53a491653da296d8d59719241