長崎県の農林業大賞に雲仙百年の森づくりの会

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KTNテレビ長崎

 

 

 

 

 

2020年度の長崎県の農林業大賞 

農山村地域保全の部の知事賞に、普賢岳噴火災害からの緑の復興を目指して活動する「雲仙百年の森づくりの会」が選ばれました。 ながさき農林業大賞は、地域の特性をいかした先進的な取り組みで成果をあげている個人や団体に贈られるもので、2020年は44点の応募がありました。 農山村地域保全の部の知事賞に選ばれた「雲仙百年の森づくりの会」は、噴火災害で荒廃した雲仙に緑を取り戻そうと、自生する樹木の種から苗を育て植樹する活動を、20年間続けてきました。 地元島原半島の高校に呼びかけて、毎年、卒業前の3年生に、かつての火砕流被災地に苗木を植えてもらっています。 卒業前の記念植樹は、今年も10の高校から550人が参加して、2月中旬に行われました。 これまでに4ヘクタールに3万2千本の木が植えられ、初代の木は、高さ10メートルまでに成長しています。 雲仙百年の森づくりの会 会長 「森が緑になって元の山に復元することが、災害復興の大いなるモニュメント。自分たちが植えた木が大きくなって、次の世代につながっていく、そういう意味では、ただ単に知事表彰と言うよりも、もっとこう中身が重いものがあって、参加してる高校生たちにいい励みになるんじゃないかと思ってます」 表彰式は、水産業大賞とあわせて、11月14日に行われる予定です。

 

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