一般論ですが、

 

 

一見、人気があるように見える男でも、

 

 

まあまあ、もてるんじゃないの?

 

と、思われている男性でも、

 

 

 

 

仕事や、権力や、状況を、「悪利用して」

 

 

セクハラをするような、男たちは、

 

 

「もてないからです」

 

もてる男は、

 

やっていいこと、

 

ここまでは、やっちいだろう?ということ、

 

絶対に、これはしてはいけないということ、

 

 

こういうタイプやイメージの女性には、最初かあ、用心して、「触らぬ神に―――」

 

で、深入りしない限度などを、

 

知っております。

 

”もてない男”は、その「ライン」

 

その「限度」

 

を、知らないのです。

 

 

 

 

 

 

 

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仏オペラ歌手、業界セクハラ「沈黙のおきて」破る 本番中の被害告発

配信

 

 

 

AFP=時事

 

 

 

 

 

仏パリのオペラ・コミック座で上演されたアンドレ・カンプラ作曲のオペラ「ベネツィアの宴(うたげ)」のリハーサルの様子(2015年1月23日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 

【AFP=時事】

 

 

フランス人オペラ歌手のクロエ・ブリオ(Chloe Briot)さん(32)が、昨年の舞台本番中に受けたセクハラ被害を告発し、性的虐待に関するオペラ業界の「沈黙のおきて」を破った。 

 

 

 

【写真】共演者からの性的被害を告発したクロエ・ブリオさん

 

 

 

 

 ブリオさんは昨年10月、パリのオペラ・コミック座(Opera Comique)で上演された新作オペラの舞台で、ラブシーンの最中にフランス人のバリトン歌手から何度も性的に体を触られたと告発した。リハーサルでも同じことをされ、やめるよう本人に警告していたという。

 ブリオさんは当初、波風を起こして「作品全体をめちゃくちゃにしてしまう」ことを避けて公にしなかったが、ツアーが終わると、共演者から性的被害を受けたことを警察に届け出た。さらに今年8月には、フランスのオペラ批評メディアで被害を公表した。一方、相手はブリオさんの主張を否定し、名誉毀損(きそん)の訴えを起こしている。

 

 

 9月にAFPのインタビューに応じたブリオさんは後から、発言内容を公開しないでほしいと連絡してきた。

 

 

 ブリオさんは、フランスのオペラ界の性暴力を訴えた数少ない歌手の一人。性的ハラスメントへの抗議は「キャリアにとって自殺行為」になり得る、と同業者が口をそろえるのがこの業界だ。

 

 

 

 匿名で取材に応じた30代の別のフランス人ソプラノ歌手は、ブリオさんはキャリアを失うリスクを覚悟して告発したと話す。「クロエ・ブリオは、とても勇気のある行動を起こしたけれど、彼女のことが心配。一種の自殺行為だから」

 

 

 

 スペインの世界的オペラ歌手プラシド・ドミンゴ(Placido Domingo)氏や、

 

米ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(Metropolitan Opera)の音楽監督を務めていた著名指揮者ジェームズ・レバイン(James Levine)氏

 

 

といった大御所が相次いでセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)行為を糾弾されたにもかかわらず、

 

 

フランスのオペラ界やクラシック音楽界ではセクハラ告発運動「#MeToo(私も)」の動きは広がっていない

 

 

若手を待つ「性的虐待の地雷原」

 さらに別の女性歌手は15歳のときに音楽教師からセクハラを受け、そのことを他の女性歌手に明かすと、それも「私たちの仕事の一部」だと言われたという。

 

 

 女性の音楽家らは、特に若手の頃は、性的虐待の地雷原を通り抜けることを余儀なくされる。

 

 

 

 だが、「それは非常にあいまいだ」とこの女性歌手は指摘した。「若いときは、自分に興味を持たれるとうれしくなる」もので、相手が男性の大物歌手や演出家であればなおさらだという。

 

 

 

「指揮者に『君は歌がうまいし、美人だね。音楽祭に参加するんだが、君は私に優しくしてくれるだけでいいから』と言われることもある」「(若手の歌手なら)影響力を持つ人を遠ざけるリスクは冒したがらないだろう」

 匿名で取材に応じたこの歌手は、ほとんどの男性の同業者、「特に若い世代の男性たち」は最大限の敬意をもって接してくれていると話すが、業界の問題は解消されていない。

 

 

 

 

■舞台は簡単に止められない

 演出家のクロエ・ベグ(Chloe Begou)氏は、最悪なのは「出演者がステージ上で被害を受ける場合だ。それでも続行しなければならないので」という。

「80人が参加しているリハーサルを簡単には止められない」。本番となると、なおさら難しいとベグ氏はいう。

 

 

 

 ブリオさんの告発は、フランス文化省がハラスメントを報告・防止する新制度の立ち上げを検討する動きへとつながった。だが、本番中やリハーサル中の性暴力は判断が難しい可能性がある。

 

 

 

 ブリオさんの事件を担当する検察官は、「訴状の内容を明確にして、舞台上での演技が性暴力に相当するかどうかを判断する必要がある」と述べた。だが文化省は、この事件を深刻に受け止めるよう検察官に文書で促すという極めて異例の措置を取った。

 

 

 

 ブリオさん側は、共演したバリトン歌手はその場面で演出家が要求した以上の行為に至ったと主張。問題が起きたとされるオペラ・コミック座は、再発防止のために一層の努力をしていると述べている

 

 

 

 

オペラ・コミック座の総監督オリビエ・マンティ(Olivier Mantei)氏は、「今後の上演作品では、想定されるリスクについて出演者に説明し、被害を受けても泣き寝入りする必要はないと呼び掛けていく」と話した。

 

 

 レンヌ・オペラ座(Rennes Opera)の総監督、マチュー・リーツラー(Matthieu Rietzler)氏は、「告発された歌手の推定無罪は尊重する」としながらも、ブリオさんの「勇気」を称賛。

 

AFPに対し「彼女の証言で、私たちは業界の慣例に疑問を抱くようになり、業界全体でどうやって状況を改善できるか考えるようになった」と述べ、性暴力に対して今後は「ゼロ・トレランス(不寛容)」で臨んでいくだろうと語った。

 

 

【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e044d48a221b5d39964233629eab80719283060?page=3