昨年のJC優勝騎手マーフィーが尿検査でコカイン陽性 本人は「一度もやったことない」と否定
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昨年のジャパンCを制したマーフィー騎手がフランスの尿検査でコカイン陽性
昨年の英国リーディングを獲得し、日本にも短期免許で来日経験があるオイシン・マーフィー騎手(25)=アイルランド=が10月1日、フランスで受けた尿検査の結果、禁止薬物であるコカインに対して、陽性反応を示していることが分かった。レーシングポスト電子版など、複数の英国メディアが伝えた。 同メディア等によると、7月19日のフランス・シャンティイ競馬場でのレースで勝利後、尿検査を実施した結果、8月19日にコカインの陽性であることが判明したという。マーフィー自身は「人生で一度もコカインはしたことがなく、自分の潔白のために戦う」として、毛髪検査を研究所に依頼し、コカインの物質反応が陰性であることを自らのツイッターで公表した。 この毛髪検査の結果は既にフランス競馬を統括するフランスギャロにも共有されており、もう一つの検体の結果待ちだという。 2012年には、英国の名手ランフランコ・デットーリ騎手もフランスで薬物検査が陽性となり、6か月の騎乗停止処分を受けた。 マーフィーは昨年、日本に来日し、ジャパンCをスワーヴリチャードで制覇するなど、日本でもなじみの深い騎手として知名度が高くなった。今週は、パリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞に出走するディアドラ(牝6歳、栗東・橋田満厩舎)の主戦を務めていたが、契約上の問題で渡仏ができなく、乗り替わりとなっていた。1日は、英国・チェルムズフォード競馬場で4鞍に騎乗し、2日はアスコット競馬場で騎乗する予定になっている。
報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea9ec0a3d5d6b9608cb4933bda923acc9059177c