レバノン首都でまた火災 今度は故ザハ・ハディド氏設計のビル
【9月16日 AFP】レバノンの首都ベイルートで15日、著名なイラク系英国人建築家、故ザハ・ハディド(Zaha Hadid)氏が設計した建設中のビルで火災が発生し、消防隊員らが鎮火した。8月に湾港地区で発生した大爆発以降、市内で3度目の火災となる。
火災があったビルは、ベイルート中心部の湾港地区から約1.5キロの距離にある。SNSで共有された動画では、真っ赤な炎から黒煙が立ちのぼり、全面が格子状にデザインされた曲線的なビルの側面に沿って煙が上がっていく様子がわかる。
レバノン・ベイルート中心部で建設中だった、故ザハ・ハディド氏設計の建物で発生した火災でクレーンから放水する消防隊員(2020年9月15日撮影)。(c)ANWAR AMRO / AFP
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レバノン・ベイルート中心部で建設中だった、故ザハ・ハディド氏設計の建物で発生した火災で消火活動に当たる消防隊員ら(2020年9月15日撮影)。(c)ANWAR AMRO / AFP
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くすぶるファサードに向けて消防隊員らがクレーンから放水する様子を、現場のAFP記者が捉えた。
火災の原因は、明らかになっていない。
8月4日に湾港地区で発生した爆発は核爆発を除く世界最大級のもので、190人が死亡したほか数千人が負傷し、市内の建物の多くで窓や扉が破壊された。
湾港地区では、9月8日に小規模な火災が発生し、10日には救援用食料などの保管倉庫で大規模な火災が発生している。
レバノン・ベイルート中心部で建設中だった、故ザハ・ハディド氏設計の建物で発生した火災で消火活動に当たる消防隊員(2020年9月15日撮影)。(c)ANWAR AMRO / AFP
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レバノン・ベイルート中心部で建設中だった、故ザハ・ハディド氏設計の建物で発生した火災で消火活動に当たる消防隊員ら(2020年9月15日撮影)。(c)ANWAR AMRO / AFP
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レバノン・ベイルート中心部で建設中だった、故ザハ・ハディド氏設計の建物で発生した火災で消火活動に当たる消防隊員ら(2020年9月15日撮影)。(c)ANWAR AMRO / AFP
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レバノン・ベイルート中心部で建設中だった、故ザハ・ハディド氏設計の建物で発生した火災で消火活動に当たる消防隊員ら(2020年9月15日撮影)。(c)ANWAR AMRO / AFP
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レバノン・ベイルート中心部で建設中だった、故ザハ・ハディド氏設計の建物で発生した火災で消火活動に当たる消防隊員ら(2020年9月15日撮影)。(c)ANWAR AMRO / AFP
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レバノン・ベイルート中心部で火災が発生した故ザハ・ハディド氏設計の建物(2020年9月15日撮影)。(c)ANWAR AMRO / AFP
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レバノン・ベイルート中心部で建設中だった故ザハ・ハディド氏設計の建物(右、2020年8月5日撮影)。(c)Janine HAIDAR / AFP
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レバノン・ベイルート中心部で建設中だった故ザハ・ハディド氏設計の建物(2020年8月5日撮影)。(c)Janine HAIDAR / AFP
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(c)AFP 【翻訳編集】 AFPBB News
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01162/00070/?n_cid=nbpnxt_mled_km