NYのカフェが屋外に透明なテント設置、コロナ警戒する客に好評
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[ニューヨーク 25日 ロイター]
- 米ニューヨークのビストロ「カフェドゥソレイユ」はこのほど、新型コロナウイルスの感染を警戒する利用客向けに、店の前の歩道に巨大な泡のような形をした透明なプラスチック製のテントを設置した。利用客はこのテントの中で飲食を楽しむ仕組みだが、秋に入り気温が低下していることもあって、温かくかつ安全だとして好評を博しているもようだ。
テントで同僚2人と食事をしたバレリー・ワーシーさんは「今世界で起こっていることを考えると、この泡みたいなものの中で食事をするのは最高。安全でクリーンだし、とても気に入ったわ」などと話した。 ニューヨークのデブラシオ市長は25日、屋外飲食を推進する方針を表明。寒さ対策として、市当局はレストランに屋外での暖房器やテントの使用を認めている。
レストランは30日から屋内飲食が解禁される予定だが、
屋内に入れるのは最大収容人数の25%までとなっている。
カフェドゥソレイユのオーナー、アライン・シュブリュー氏は、コロナ禍の中でどうやって生き残っていくかについて頭を悩ませていた7月、ネットを検索していた際にプラスチック製テントが目に留まった。 テントを設置すれば、屋内飲食制限で売り上げが落ちる問題が解決できるほか、屋外でも寒さを気にせず飲食できると考え
15張りのテントを購入。
テントは6人まで収容可能で、購入費は1張り当たり400ドル(約4万2000円)。
設置や解体にかかる時間は1分だという
https://news.yahoo.co.jp/articles/60dafe0ab62b44883ba22938023d98222fb06634