新型コロナ治療の“最後の砦”ECMO、「長期間使用できる装置」を国立循環器病研究センターが開発
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関西テレビ
新型コロナウイルス治療の“最後の砦”とも言われる人工肺=「ECMO」について、長期間の使用が可能な新たな装置が開発されました。
これが、国立循環器病研究センターが開発した、新たな「ECMO」です。
「ECMO」は、新型コロナ肺炎の重症患者の治療に有効とされていますが、現在使用されているものは1週間程度で交換が必要で、その間は機器を止めてしまうことから、患者が合併症を発症する恐れなどがあります。
こうしたリスクを軽減するため、国循は長期間の使用が可能な新たな装置を開発しました。
ヤギを使った実験では、28日間連続で使用しても、問題がなかったということです。
9月中旬から、全国の医療機関と共同で臨床研究を実施して新型コロナ患者に装置を使用し、有効性や安全性などを調べる予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b66b821e9afde6ed168dfb3c6fb32be1ebf746a
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