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ドレッシング、作ったことある?
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ま、軽く考えますと、日本では、まずい、ドレッシングに、出会ったことはないですが、
逆に言いますと、
「涙が出るほど、
感激するほど、
記憶に残るほどの、
瓶詰や、
西洋風レストラン(仏・伊・洋食屋などの飲食店)で
ドレッシングにあったことはありません」
所変わって、アメリカでは、
スーパーなどで売っている、一般の瓶詰や、
あるいは、
一般の、通常のアメリカン・レストランで、
ウェートレスに、聞かれます、
「どのドレッシングにしますか?」
それらは、「相当おいしいです」
たいていは、
35~45年くらい前ですと、ブルーチーズ・ドレッシングが、
私のフェイヴァリッドでしたし、
ここ30年くらいは、
当時としては、新発売・新製品(????)
という感じの、”ランチ(牧場)・ドレッシング”
が、超・超・ポピュラーです(でした)
アメリカのサラダ、といいますと、日本でも、おなじみの、
チョップツ・サラダ
コッブ・サラダ、
私の大好きな、シーザー・サラダ、
(これは、もちろん、シーザーーサラダ・ドレッシングです)
(アメリカでは、面白いことに、ほとんどの、イタリアン・レストランでもあります)
どういうわけか、
どこの州でも、どこのアメリカン・レストランでもあります、シェフズ・サラダ、
シーフード・サラダ、(たいていは、は、小エビが乗っています)
グリルヅ・チキン・サラダ、
チャイニーズ・チキン・サラダ(あげた春雨類が、入っていて、お酢が効いていますし、お砂糖も入っております)
玉ああああに、ウォルドーフ・サラダ、
などなどが、どこにでもあります。
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ま、日本がオリジナルではないので、しょうがない、
と、言えば、しょうがないですが、
(メキシコが発祥です)
シーザー・サラダは、日本では、
ロメイン・レタスを使っても、
葉っぱ全部、使っております。
アメリカでは、メニューでの、記載は、少なくなりましたが、
昔は、ほぼ、どこでも、
詳細・説明で、「ハーツ・オブ・ロメイン」使用とか、
「ハーツ・オブ・ロメインを使った、シーザー・サラダ」などと、
タイトルにも、書いてあります(書いてありました)
要は、ロメイン・レタスを使っていれば、良い
ということではなく、
(メキシコ発祥)オリジナルは、それがポピュラーになった、アメリカでも、
そして、
アメリカのイタリアン・レストランでも、
下の、芯の部分の、白っぽい部分を、あるいは、
その部分を主に
使ったものが(レセピーが)
オリジナル、
本物なのです。
日本には、まだ、一軒も、そういうお店は、ありません。
最近では、相当良くなりましたが、
(玉ああに、日本で、結構、芯が多い、白っぽいロメイン・レタスに、2~3度、会ったことがあります)
日本のスーパーで、販売しております、ロメイン・レタスは、
一般的に、平均的に、通常、レタスの95%、ほぼ全体が、『緑』です。
アメリカのどこにでも、どの州のスーパーでも、売っている、
レタスは、下の写真の感じです。
全部、ロメイン・レタスは、芯の部分を、販売しております。
逆に言いますと、
「食べてはいけない、わけではありませんがーーーーー―」
欧米では、ロメイン・レタスは、
「芯の部分を食べる」というのが、通常なのです。
あえて言いますと、
日本に、置き換えますと、
日本のロメイン・レタスは、
あまり、おいしくない、
欧米ではほどんど食さない、
緑の部分で、シーザー・サラダを、造りますと、
あまり、おいしくありませんので
日本の「(通常の、一般の) レタス」
(日本には、個別の名前が、まだ、付けられていないのでーーーー)
”アイスバーグ・レタス”といいますが、
アイスバーグ・レタスは、ほぼ、
緑のような部分は、ないので
色も、
見た感じも、
歯ごたえも、
味も、
本物の【アメリカの】ロメイン・レタス
の、
芯の部分に、
あえて、言いますと、「似通っております」
ですから、もし、日本で、本物に、近い、
シーザー・サラダ
を、食したいのなら、
まず、なるべく、緑が少なくて、白っぽい、白い部分の多い、
ロメイン・レタスを、探し当て、
上の、緑の色が濃い(まあ、サラダ菜の色に近い部分)
は、取り除いて、(いいたくないですが、使わないで、捨ててーーーー???)
白っぽい部分だけを使用し、
それだけでは、量が少ないし、歯ごたえが悪いので
上で、述べましたように、
「普通の、アイスバーグ・レタスの、なるべく、パリパリして、
下の芯の部分を多く使用して」
両方を、一人前として、使うことです。
そして、
少しお高いですが、
今では、日本のどこでも売っております、
「ラディッキオ」(赤・えんじ色ポイ、小さな、パリパリした、野菜)
を、全体のレタスの量の、10~15%くらい、入れますと、
色合いも、よろしいですし、
このちょっとした、「良い苦み」が、混じって、
より、一層、複雑な味になり、
より、高級レストラン的に、おいしくなります。
これら、3種類のレタス類を使用して、
おいしく提供している、日本の飲食店は、
日本に、存在しないはずです。
次に、「今日の”ネタ”」の
肝心のドレッシング、
ですが、
これは、超・簡単です。
日本で、販売しております、
「キューピーの”シーザー・サラダ・ドレッシング”」を、
基本にするのです。
これに、加えますものは、
1) アンチョヴィのみじん切り、(あるいは、アンチョヴィ・ペースト)
2) みじん切りのガーリック(ペーストじゃない、フレッシュを、おすすめです)
3) エクストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイル
4) レモン汁少々
5) 通常の粉の、パルメジャン・チーズ(たいていは、ハインツ・クラフト製でしょう???)
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これらを加えますと、
一層、本物に近くなりますし、おいしくなります。
最後に、忘れてはならない、重要ポイントは、
全てが終わったら、パルメジャン・チーズの、トッピングですがーーーー、
これは、少し、お高いですが、
より熟成した、本物のパルメジャーノ (”パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ D.O.P”)
を、購入してください。
そして、それを、粉にしてはいけません。
ここが肝心です。
鰹節を削るかのごとく、
「フレークを、削る」のです。
これを、トッピングすれば、完成です。
これら上記に記したレセピー(段取り)で、
おつくりになれば、
『世界最高の、シーザー・サラダ』が、ご家庭で、作れます!
(商売にもできます)
間違いなく、日本の飲食店でも、存在しない、
日本一の、
日本で、唯一の最高の、シーザー・サラダの完成です!