16歳少女を約30人が性的暴行、イスラエルで怒りの声
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イスラエル南部のリゾート都市エイラート(2020年4月17日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】
イスラエルのリゾート都市エイラート(Eilat)で、16歳の少女が約30人の男たちから集団レイプされたとみられる事件があり、同国で怒りの声が巻き起こっている。
報道によると、20代とみられる容疑者らは、少女が酒に酔っている状態に付け入り、少女が宿泊するホテルの寝室外に列をつくって順番を待っていたという。
この報道を受け、イスラエルの複数の都市では20日、抗議デモが繰り広げられた。
少女は先週、紅海(Red Sea)に面した都市エイラートの警察当局に通報したが、当初この事件はほとんど注目されていなかった。
警察当局のミッキー・ローゼンフェルド(Micky Rosenfeld)氏はAFPに対し、
「容疑者2人が、エイラートで起きた16歳の少女に対する事件に関与したとして逮捕された」と述べた。
テルアビブ(Tel Aviv)やエルサレム(Jerusalem)といった大都市で
20日夜に行われた抗議デモを受け、
同国の指導者らは女性に対する犯罪への非難を表明。
ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は、
「衝撃的だ。他に言葉がない」とし、すべての容疑者を裁判にかけるよう訴えた。さらに、「これは少女に対する犯罪であるだけでなく、われわれ皆からの非難を受けるに価する、人道そのものへの犯罪だ」と述べた。
メディアによると、拘束された容疑者2人はいずれも、同国北部の港湾都市ハデラ(Hadera)の住民で、重大な犯罪の前科があった
【翻訳編集】 AFPBB News
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