「誕生パーティーでWi-Fiに…」モーリシャス座礁

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 座礁の原因なのでしょうか。モーリシャス沖で重油が流出した事故の直前に、乗組員らが誕生日パーティーを開き、Wi-Fiに接続するため島に近付いたと証言していることを現地メディアが報じています。  青い海に漂う、魚の死骸。そのすぐ先には、貨物船が座礁しています。商船三井が運行する「わかしお」。流れ出た重油の回収が続くなか、地元メディアは驚くべき情報を報じました。  「Wi-Fiに接続するため、島に接近」。これは、乗組員3人が捜査当局に話したもの。記事によれば、座礁直前となる先月25日夜、船員は「乗組員の誕生日」を祝っていたといいます。さらに、Wi-Fiに接続するため船で陸に近付いたというのです。  情報端末をインターネットなどに接続するWi-Fi。専門家によれば、規格は世界で統一されています。  ITジャーナリスト・井上トシユキ氏:「よほど条件が良いと200から300メートルは(電波が)いくんですけど、洋上で乗組員の人々がプライベートでネット(Wi-Fi)を使うのは、かなり難しい」  中国からブラジル方向に向かっていた、わかしお。モーリシャスでは陸から20キロ以上離れて進むはずでしたが、実際は2キロ弱の地点で座礁しました。その原因は、Wi-Fiなのか。  ただ、複数の「海運会社」によれば、船には一般的に「衛星」を使った「インターネットのシステム」が載せられています。「船員も使える」ケースがほとんどだといいます。  気になる情報も。経済誌の「フォーブス」によれば、船は座礁前、「陸地に衝突するコース」を進んでいたといいます。  フォーブスの記事:「なぜ、衛星を使った追跡システムからこの警告を受け取らなかったのか?」  一方、Wi-Fiに関する報道について商船三井は「調査中で分からない」としています。

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