コロナなんて気にしない? 違法レイブに1万人参加 仏

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AFP=時事

仏セベンヌ国立公園で開催されたレイブの参加者ら(2020年8月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 

 

【AFP=時事】

 

フランスの人里離れた高原でこのほど、違法レイブ(野外パーティー)が開催され、子どもを含む約1万人が参加した。

 

ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)を軽視する行為に、

地元住民らからは怒りの声が上がっている。

 

同国では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、

5000人以上の集会が禁じられている。 

 

 

 

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地元当局によると警察は9日朝から、

違法レイブの会場となった中部ロゼール(Lozere)県セベンヌ(Cevennes)国立公園の一部を封鎖した。

 

会場には8日深夜以降、参加者が車で続々と集まっていたという。  

 

ロゼール県職員は、当初は治安部隊が厳格な封鎖を実施していたが、

参加者らは徐々に帰宅を許され、10日午後の時点で会場に残っていたのは約4500人だった説明した。  

 

 

地元当局はAFPに対し、

国立公園内の保護区にある一角を監視していた警察は、

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大リスクに関する健康上の理由」から、車両が会場を離れることを阻止していたと明らかにした。

 

参加者の多くは酩酊(めいてい)しており、

会場から運転して帰るのは、いずれにせよ不可能だったという。  

 

当局によるとお祭り騒ぎだった参加者らは、

 

マスクを着用せず、

 

ソーシャル・ディスタンシングも守っていなかった。  

 

 

 

ロゼール県はフランスで最も人口密度が低く、

仏全土で3万人以上が命を落とした新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による深刻な被害は受けていない。  

 

 

法的責任を問うため、主催者を特定する捜査が進められている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/79567828e15754ee99141a6abdae5a9e3b92248e

 

【翻訳編集】 AFPBB News