インスタに15秒動画作成・投稿サービス フェイスブック、TikTokに対抗

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毎日新聞

フェイスブックのロゴ=AP

 

 

 

 

 

 米ネット交流サービス(SNS)大手フェイスブック(FB)は5日、

 

米国や日本など50カ国以上で、写真共有アプリ「インスタグラム」の新機能として

 

最長15秒の動画を作成・投稿できるサービス

 

「Reels(リール)」を追加したと発表した。

 

 

若者の人気を集める動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」に対抗する狙いがある。

 

 

 

 

FBはティックトックに対抗するため、2018年に米国でティックトックに似た動画共有アプリ「ラッソ」を試験導入。

 

19年11月からはリールをブラジルやフランス、インドなどで先行導入し、利用者の反応を調べていた。  

 

中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営するティックトックは、

世界的に10代の若者層から人気を集め、業界の調査では今年のダウンロード数でFBやインスタグラムを上回っている。  

 

 

トランプ米政権は、「ティックトックの利用者情報が中国政府に流出する」(ポンペオ国務長官)と警戒。9月15日までにバイトダンスがティックトックの米国事業の売却交渉をまとめなければ米国での使用を禁止する方針を示しており、米マイクロソフトが買収交渉に乗り出している。

 

 

FBは米当局や議会からSNS市場を巡る独占禁止法(反トラスト法)違反の調査を受けており、ティックトック買収は困難な状況だ。【ワシントン中井正裕】

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/166e0439d60290276dd36b4c78b8cd55fac2aa57