京都市立病院でクラスター 看護師と患者計7人が新型コロナ感染 外来診療停止
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記者会見で質問に答える京都市立病院の黒田啓史院長=京都市中京区の同病院で2020年7月20日午前11時24分、小田中大撮影
京都市立病院(同市中京区)は20日、
看護師と
入院患者計7人
で新型コロナウイルスの感染が確認され、
院内感染によるクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。
同病院は感染症指定医療機関で、
新型コロナ患者を受け入れてきたが、
新規の受け入れを停止。
全診療科の外来診療も、21日から原則やめる。
同病院によると、17日に呼吸器内科病棟に勤務する
20代と40代の女性看護師2人の感染を確認。
担当する患者や同僚職員計65人のPCR検査(遺伝子検査)を実施し、
20~40代の女性看護師3人と、
60代と80代の男性入院患者2人の計5人で感染が確認された。
いずれも無症状か軽症という。
最初に感染が確認された看護師は、新型コロナ患者を担当しておらず、感染経路は不明。
同病院は更に入院患者ら約20人の検査を実施する。
20日に記者会見した黒田啓史院長は
「このような事態となり、多大な心配とご迷惑をおかけして申し訳ない。
感染の封じ込めに全力で努めたい」と話した。
同病院は21日以降、外来診療のほか、人間ドック等を休診し、不急の予定入院を延期する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/85478c2f86f3d9d9b2b193aa1950c9b3808177a2
【小田中大】