屋上を、緑化するというのは、

 

ノルウェーや、そのほかの北欧諸国に、

 

美的や、

 

楽しみとしてではなく、

 

機能として、古代から、存在してきております。

 

 

 

 

 

英語を直訳した一般用語としては、「グラース・ルーフ」と呼ばれますが、

 

しかし、歴史的には、「ソッド・ルーフ」とか、「ターフ・ルーフ」

 

要は、”芝生屋根”

 

と、呼ばれて、伝統的に、受け継がれてきたものです。

 

フランスの田舎にも、少しは、ありますが、

 

やはり、スカンジナヴィアが有名でしょう。

 

日本でも、最近では、都市緑化として、大都市では、

 

”デザイン感覚”で、結構、増えてきているようですし、

 

あの有名建築家も、いくつか、造られております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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上記のような、外壁や、ファサードや、垣根的なものも、

 

素晴らしいですが、

 

スペイン、ポルトガル、ギリシャなどの南部に見られる、

 

 

下のような、写真は、私は、大好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花が咲かなくても、

 

 

あるいは、華が咲いていない時期でも、

 

 

緑の”覆い”は、本当に、癒されますし、

美しいです。

 

 

緑(自然)は、女性同様、美しいです。

 

 

 

 

 

 

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草屋根とは?専門家に聞く取り入れ方

草屋根とは、その名の通り緑化された屋根のこと。住まいの屋根を草屋根にすることにより、どんなメリット・デメリットがあるのでしょう? 施工費用やメンテナンス方法まで、5人の専門家が詳しく解説します。

 
 

 

 

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屋根に土を入れ、植物を植え込んだ“草屋根”。庭のない家でも緑を楽しむことができ、また室内環境の向上もできるといわれていますが、実際に住まいに草屋根を取り入れると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

今回は、草屋根を得意とする5人の専門家にインタビュー。草屋根の施工にかかる費用や植えられる植物、お手入れの方法など、詳しくご紹介します

 

 

 

 

 

 

室内環境の向上が期待できる

「草屋根にすると、芝生と土壌で屋根が覆われます。夏は直接日差しが当たらないことで屋根に面した室内空間の温度上昇をやわらげたり、冬は冷たい外気が直接屋根に触れないことで室内空間に冷気を伝えにくくする効果が期待できます」と話すのは、大瀧建築の大瀧彩央里さん。

草原に覆われた屋根が、室内の気温変化を抑えてくれるというのは、多くの専門家がメリットとして挙げるところ。また屋根を打ち付ける雨音を吸収するため、寝室が屋根に近くても眠りを妨げられない、という利点もあります

 

 

 

 

 

 

 

 

屋根の上で自然体験ができる

緑いっぱいの屋根の上に腰を下ろし、街を一望できる場所を自宅に持てるのも、草屋根の魅力のひとつ。

「あるクライアントは、新型コロナウイルス感染予防による外出自粛期間には、昼食・夕食を草屋根でとり、夜は空を眺めながらコーヒーを飲む、という生活をされ、『自粛期間中のストレスはゼロ』とおっしゃっていました」と話すのは、株式会社イケガミの池上靖幸さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その家の草屋根がつくられたのは10年前のこと。「この状況で、そんな役割を果たしてくれるとは、クライアントも設計者も私も、思いもしませんでした」と池上さんは振り返ります。

住まいで過ごす時間が長くなりつつある今、遠方へ出かけずとも、住まいの中で自然を感じられるのは大きな魅力といえるでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

定期的なメンテナンス、お手入れが必要

草屋根のデメリットとして多くの専門家が挙げたのは、「メンテナンスが必要となること」でした。普通の庭と同様に芝刈りや雑草の処理が必要となるため、大瀧さんは「草花の手入れや土いじりが苦手な方にはおすすめできません」と話します。

一方で、建築工房enの西浦敬雅さんは、「バリカンや簡単な芝刈り機があれば、メンテナンスは軽作業で済みます」と話します

 

 

 

 

 

 

 

 

「デメリットとして挙げられるのは夏場の水やりが必要なこと。ただし、無潅水の草屋根もありますので絶対ではありません。野原でも良ければとくにメンテナンスはいりません」と話すのは、YURI DESIGNの前田由利さん。

前田さんは、「花を咲かせたり、芝生を維持したり、野菜を育てたりしたければ、それなりのメンテナンスは必要です」と続けます。草屋根に植える植物によっては、メンテナンスの内容も大きく異なるようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草屋根に向いている植物とは?

草屋根に適した植物について、池上さんは「施工後いち早く根を張り安定させる必要があるので、弊社ではノシバをおすすめしています。ノシバを貼っておけばいずれ原っぱになるからです」と話します。

また池上さんは、「伝統的な茅葺屋根の草棟にはイチハツが植えられていました」と続けます。「乾燥にも強く、春に鮮やかな紫色の花を咲かせます。野草のマットをノシバに紛れ込ませたり、目地に球根を植えるのもいいアイデアです」と池上さん。上の写真は、イチハツが植えられた草屋根の事例です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アトリエmomoの櫻井百子さんは、「まずは土が飛ばないように芝など早く根が張る植物を植えて、あとは自然に周辺から飛んでくる種子や、鳥のフンに含まれる種子で自然に生えてくる植物を生かしてやればいいと思います」と話します。

「まれに樹木が生えてくることがあるので、根が屋根を痛めないように除去することが大切です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

施工費用の相場は?

新築の住まいの屋根を草屋根にする場合、どのくらいの費用が必要となるのでしょう? 費用の相場について、大瀧さんは「一般的な板金屋根の2~3倍ほどの費用が必要となります」と話します。

費用の内訳は、防水・土留め金物・潅水装置・土・芝など。前田さんによれば、「1平方メートルあたり3万円前後」が相場であるとのこと。また、池上さんは近年の資材運搬費の高騰について指摘し、「この点は事前に確認した方がいいでしょう」とアドバイスします。

 

 

 

 

 

 

 

 

既存の屋根を草屋根にする場合、確認したいこと

今の住まいの屋根を草屋根にリフォームしたいのなら「構造が大丈夫か、まず確認する必要がある」と前田さんは指摘します。

「屋根の勾配は緩いほうが安全です。また、メンテナンスのときにどこから屋根に登るかを考えておく必要があります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「荷重が重要な条件です」と話すのは池上さんです。「上にのせる土壌の重さにもよりますが、弊社の場合は1平方メートルあたり90キログラムを確保してください、とお伝えしています」

また池上さんは、「屋根の葺き方、防水も同じく重要です」とも話します。「弊社ではガルバリウム鋼板のたてはぜ葺(かん合式)をお薦めしています。取り付けが比較的容易で、いざとなれば草屋根を取り除いて元の屋根に戻すことができるからです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草屋根が普及することにより景観がよくなるだけでなく、屋根からの照り返しをなくすため、ヒートアイランド現象の緩和も期待できるといわれています。

前田さんは「街並みをかわいくして、通りゆく人を笑顔にし、会話が生まれます」とも話します。草屋根は住む人々の暮らしを豊かにするだけでなく、地域の環境向上にも活躍してくれるかもしれません