デザインコンセプトは宇宙!
チタニウムウォッチ50周年を記念したシチズンの限定モデル
「SATELLITE WAVE GPS F950」
2020.07.05シチズン時計は、チタニウム技術50周年記念モデル「SATELLITE WAVE(サテライト ウエーブ)GPS F950」を発表した。
軽く、錆びにくい金属として、1960年代にはアポロ計画の宇宙船に使用される素材として注目を集めたチタニウム。金属アレルギーを起こしにくいという特性もあり、シチズンでは新世代の腕時計を実現するのにふさわしい素材としていち早く着目。1970年に世界初のチタニウムウオッチ「X-8クロノメーター」を発売した。
チタニウムは腕時計の素材として多くのメリットがある一方、粘性の高い金属のため加工が難しく、また表面が軟らかくステンレスと比べて傷つきやすいという硬度の問題があったが、シチズンはこれらの課題を乗り越え、2000年には、ステンレスの約5倍の表面硬度を持ち、美しく平滑な鏡面仕上げを可能とした独自の素材「スーパーチタニウム」を採用した腕時計を発売。
そして、世界初のチタニウムウオッチの発売から50年を迎えた今年、チタニウム加工の技術の集大成として、チタニウム技術50周年記念モデル「SATELLITE WAVE GPS F950」を発売する。
50周年記念モデル「SATELLITE WAVE GPS F950」では、2014年発売「サテライト ウエーブ F100」、2015年発売「サテライト ウエーブ GPS F900」のデザインコンセプト“宇宙”を継承しながら、シチズン独自のチタニウム加工技術を駆使し、さらなるチタニウムの進化を表現。
ケースとバンドには、エッジの効いた直線的なラインが立体的な面を構成し、陰影のある造形美を創り出し、ブラックの文字板は、6つのパーツを重ねた多層構造で、果てしなく続く宇宙空間の奥行きをイメージ。ケースは、シチズン独自の表面硬化技術「デュラテクトDLC」と「デュラテクトサクラピンク」を組みあわせ、エレガントな雰囲気に仕上げている。
ムーブメントには、時刻情報だけならば世界最速レベルの“最短3秒”で受信し、メインタイムの時針と分針を高速で動かし時刻を表示するという、シチズンのエコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位ムーブメントF950を採用する。
発売は2020年冬の予定。限定数量は550本。価格は500,000円(税別)。
https://citizen.jp/satellitewave-gps/special/index.html
構成/立原尚子