「馬鹿言っているんじゃないですよ!、
ここまで来るのに、
70年、かかっているんですから!」
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「悩みがない人」
一つだけ言えますことは、
55、58歳くらい過ぎくらいから、
シンプルライフ、
シンプル・ビジネスにすること。
余分なこと(人も、人付き合いも、)省き、
突っ込まないこと。
余分な、頭を使う、投資もしないこと。
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「悩みがない人」は普段どんな考え方をしているのか
配信
コロナ禍や自粛生活などの「環境の変化」により、多くの人が将来への不安を抱え、「大きなストレス」を感じています。 ストレスを溜め込みすぎると、体調を崩したり、うつなどのメンタル疾患に陥ってしまいます。 総フォロワー数50万人を超える精神科医、樺沢紫苑氏による最新作『ストレスフリー超大全』では、ストレスフリーに生きる方法を、「科学的なファクト」と「今すぐできるToDo」で紹介した。 「アドバイスを聞いてラクになった!」「今すべきことがわかった!」と、YouTubeでも大反響を集める樺沢氏。そのストレスフリーの本質に迫るーー。 ● 「悩み」の正体とは何か そもそも「悩み」とは何なのでしょう。 ある問題について、苦しみ、思いわずらっている状態が「悩み」です。その「苦しみ」が取り除かれ、あれこれと考えることがなくなれば、「悩み」は解決した状態になります。 私宛ての悩み相談のメールを分析すると、ほとんどが同じ形式で書かれています。 「上司との人間関係で悩んでいます。どうしたらいいでしょうか?」 「うつ病で3年間治療していますが、一向によくなりません。どうしたらいいでしょうか?」 「朝起きるのがものすごくつらいです。何かいい方法はありませんか?」 つまり、「どうしたらいいか?」という「対処法」「解決法」を知りたいのがほとんどの「悩み」の共通点です。 方法や対処法がわからず、現状から好転するメドが立たないので、不安だ。心配だ。気分が落ち込む。苦しい。同じ考えが堂々巡りする。それが「悩んでいる」状態です。 では、どうすれば悩みを解決できるのでしょうか。 悩み解決の手順は、簡単です。対処法や解決法を知る(Know)。そして、それを実行する、行動する(Do)。それだけです。 対処法を知る方法は、「自分で調べる」(自力で解決)と「人に相談する」(他人の力を借りる)の2パターンしかありません。 濃い霧の中を歩いていると、目的地に到達できるか不安になります。「この先どうなるんだろう」「どうすればいいんだろう」という先行き不透明感です。 霧が晴れて、遠くに目的地が見えたらどうでしょう。後は、そこまで歩いていくだけです。「こうすれば、解決する」という明確な対処法、解決法が見えると、霧は晴れます。目的地が行けそうな場所に見えてくるのです。 悩み解決法を「知る(Know)」だけなら、1日あれば十分です。何日も、何ヶ月も何年も悩み続ける必要はありません。
● 「悩み」を「ToDo」に置き換える 悩みの解決には、「決まった方法・手順」があるということがわかりました。 つまり、その「決まった手順」を踏むことによって、誰でも「悩み」を消すことができるのです。その悩みを消す手順は、次の4ステップです。 (1)悩みを書く まず、自分の悩みを、できるだけ詳しく紙に書き出します。「上司との人間関係」「上司によく叱られて雰囲気が険悪」「仕事のミスが多い」と、箇条書きでよいので書き出します。とにかくできるだけ多く書くことです。詳しく書けば書くほど、悩みはより短期間で解決されます。 次に、その箇条書きの項目で文章を作りましょう。文章化するコツは、人に相談するイメージです。 (例)「私は、上司(課長)との人間関係で悩んでいます。上司は、私のちょっとしたミスに過剰に反応します。そんなことで、いちいち怒らなくてもいいのに。1日1回は怒られています。気分もへこみます。正直、会社に行きたくありません。どうしたらいいでしょうか?」 こんなふうに自分で悩みを文章にまとめてみましょう。それを読むと、自分の状況や心理を、冷静に見られるようになります。アウトプットすることで、客観視が可能となり、自己洞察が深まるのです。 悩んでいる多くの人は、「つらい」「苦しい」「たいへん」とネガティブな感情に支配され、思考停止してしまい、自分が何に悩んでいるのか、原因が見えなくなっています。そこで「悩みを書く」ことで、自己を客観視できるのです。 (2)対処法を調べる 自分がどんなことで悩んでいるのか把握できたら、次は対処法を探します。本書では、昔から誰にもありがちな悩みを紹介しています(自分に当てはまる項目と、おすすめの関連書を紹介しています)。 本を読むときのポイントは、「ToDo」を3つ見つけることです。自分ができそうな「ToDo」を探すように読み、ノートや手帳にそれを書いてください。対処法を調べる場合、「まずはネットで調べる」という人が多いと思いますが、情報が薄くてダイジェスト的で、信頼性も不十分です。根拠もなく間違った情報もよく書かれています。必ず「本」を使ってください。 (3)やってみる 対処法がわかったら、とにかくそれをやってみることです。それを最低でも「1~2週間」は実行してください。 「できません」「続けられません」という人は、「3つのToDo」の書き方が間違っています。前項で説明したように、簡単に実行できるように行動を細分化してハードルを下げて、「できそうなToDo」に書き換えて再チャレンジします。「やっている」「動いている」「行動している」など、脳科学的には何かをしていることが重要です。 (4)評価する(フィードバック) 1~2週間が経ったら、「3つのToDo」がどこまでできたかを評価します。 評価の手順1 うまくいっていない理由を3つ書く 評価の手順2 うまくいっている点を3つ書く 評価の手順3 次のToDoを3つ書く もちろん3つ以上書ける人は、たくさん書いてください。多ければ多いほどよいのですが、最低でも3つ書いてください。必ず「ネガティブ」を先に書き、「ポジティブ」は後に書きます。そうすると、書き終わった後の気分がポジティブになります。 次のToDoが翌週の目標になります。それを1週間かけてやってみて、1週間後にまた評価(フィードバック)を行います。これを繰り返します。2~3週間行うだけで、かなりの効果が現れてくるはずです。「悩み」をすべて「ToDo」に置き換える習慣を身につけましょう。
樺沢紫苑(かばさわ・しおん) 精神科医、作家。 1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。「情報発信を通してメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、YouTubeチャンネル「樺沢紫苑の樺チャンネル」やメルマガで累計50万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝える、「日本一アウトプットする精神科医」として活動している。 最新刊は『精神科医が教える ストレスフリー超大全』(ダイヤモンド社)。シリーズ70万部の大ベストセラーとなった著書『学びを結果に変えるアウトプット大全』『学び効率が最大化するインプット大全』(サンクチュアリ出版)をはじめ、16万部『読んだら忘れない読書術』(サンマーク出版)、10万部『神・時間術』(大和書房)など、30冊以上の著書がある。 YouTube「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」 メルマガ「精神科医・樺沢紫苑 公式メルマガ」
樺沢 紫苑
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