”面白いテーマですね!”

 

42歳で、若いのに、素晴らしい

 

安井 元康さん、

 

久しぶりに、素晴らしい人を発見いたしました。

 

 

 

 

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安井元康のプロフィール

安井元康(やすい もとやす/1978年-/男性)は、経営コンサルティングなどを手掛ける経営共創基盤(IGPI)の主要メンバーの一人、著述家。東京都出身。2001年に明治学院大学を卒業後、アニメーションの企画・制作等を手掛けるGDH(後のゴンゾ)に入社。その後、当時ベンチャー企業であったMCJに移り、IPO実務責任者として2004年には東証マザーズへ上場を達成。同社執行役員・経営企画室長(グループCFO)を経て、ケンブリッジ大学大学院へ留学。2007年に経営共創基盤に入社。ぴあ(株)財務担当執行役員や金融庁非常勤職員なども歴任。(参考文献・出典:ウィキペディア+Amazon.co.jp書籍紹介情報+非学歴エリート/飛鳥新社)

著書

主な著書に『下剋上転職 未来を変える「武器」の作り方・磨き方/飛鳥新社』『非学歴エリート 一流大学に入れなかった僕の人生逆転メソッド/飛鳥新社』などがある。

安井元康の名言集

まわりが「今からでは遅い」
と言うのなら

あなたがそれをなしとげる
最初の一人になればいい。

才能だと思われているものは
ほとんどの場合は
「環境」の産物です。

たまたま、その人が
自分の可能性を
開花させることができる環境に
いただけの話なのです。

大切なのは
「なしとげるクセ」を
つけること。

仕事が中途半端なら
人生も中途半端になる。

「なにをしてきたか」が
キャリアなのであって

「どこの会社にいたのか」は
キャリアではありません。

成功には
努力と工夫あるのみ。

必要なのは熱いハートと
クールなマインド。

「ラクにできること」を
「ズバ抜けてできること」に。

成功したら
どこまで自分の力
だったのか問う。

置かれた場所で
咲くだけではダメ。

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友達に「会社の格」をバカにされたときの対処法

配信

東洋経済オンライン

会社の「格」を意識したほうがいいのでしょうか?(写真:sasaki106/PIXTA)

 

 

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。 先日、学生時代からの友人たちにこう言われました。「会うたびに勤務先の“格”が落ちるね」と。 自分自身はそういった考えを持っていなかったのですが、私はいわゆる私立のトップ大学を卒業後、大手の商社に就職し、その後中小のコンサル会社、中堅の会社を経て現在はベンチャー企業に勤務しています。 自分としては着々と成長路線を歩んでいると思っているのですが、先日そう言われたことを受け、不覚にも自分の感覚が世の中とちょっとずれているのでは、と思い始めてしまいました。

 

 

 

折しも世の中はコロナ騒ぎの最中でもあり、確かに吹けば飛ぶような現在の会社にいてハラハラドキドキしているのも事実ですし、「うちと違ってお前んとこ今大変だろ」とかなぜか上から目線で同情されるのもつらいです。 30代も中盤になった今も将来の見通しが立たない身の上。将来が約束された大企業に勤める友人たちとの差は開く一方かもしれません。些末な話で失礼ですが、合コンに行っても昔のほうがモテた気がします。 今後を生きていくうえでやはり会社の格を意識したほうがいいのでしょうか。今後の転職時の参考までにご意見お聞かせください。

 

 

 

 

会社員 さっきー

 

 ■「格」は他人に定義されるべきものではない

  職業人としての価値は勤務先の会社で決まるものでは決してありません。

 

人生における「格」を定義付けるのは

 

一個人としての自分自身であり、自分自身の価値観です。 

 

 

 

 つまり、人生において「格」なるものが存在するとしたら、それは他人に定義されるべきものではなく、あくまでも自分自身で定義し、形成するものであり、問われるのは個人としての自分自身を自分でどう捉えるかという結果としての「格」です。

 

 

 どこの組織に所属しているかはそもそも大した問題ではありませんし、

特定の会社に在籍するという事実だけをもって優劣など判断できるはずもありません(そもそもなんの優劣だ、という問題すらあります)。

 

 「大きい企業だからすごい」という人がよくいますが、

この場合のすごいのは「会社」であり「会社の規模」であって、

所属する人ではありません。 

 

 

 頂戴した相談を拝見すると、ご友人たちは会社の規模をもって「社格」なるものを語っているようですが、繰り返しですが「格」なるものは個々人の持つ価値観によって何が優れているとするかは変わるものです。

 

つまり、本来重要視するべきは、周りの意見うんぬんではなく、「さっきーさんが納得する人生を歩んでいるか否か」です。

 

 

 

 

ご自身の格が上がっているか下がっているかを唯一判断できるのはさっきーさんご自身だけであり、周りの価値観に応じた単なる先入観でご自身の人生を判断する必要すらないのです。  大企業に勤務しているイコール将来が約束されている、という構図もそもそもどうなのでしょう。  現在だけでなく、将来の見通しも非常に不確定・不確実な要素が強いこの世の中において絶対はありえませんし、規模の大小問わずどこかの組織に所属しているという「だけ」で将来が約束されているなどということもありえません。

 そういった不確実な世の中をサバイブするために大切なことは、柔軟性を持って生きることであり、自分を取り巻く世の中の環境を冷静に見極め、そのうえで個人としての力量を磨く事です。  ここでもやはり重要なことは「個人」としての生きざまであり、価値なのです。  「コロナのような世の中が大変なときに(たまたま)大きな企業にいてよかった」ではこの先やっていけないでしょう。  考えるべきは「今後もこのようなことが繰り返されるだろうから、どんなことがあってもサバイブできるようにするために個人としての経験とスキルをもっと磨く」ことです。

 

 

 

 

 

 

 

自分が一流と思える「人生」を歩もう 

 

 最終的に自分の身を守れるのは個人としての自分自身以外にありえません。

 

 

何が起こるかわからない世の中であるからこそ、

 

自分自身が正解と思う人生とは何かを考え、自分自身が納得する人生を送る。

 

 

それが大人として自分の人生を生きるということであり、一人前であり一流というものです。

 

  そしてそういった確固たる自分自身の価値観に基づく信念や、自分が一流と思える人生を送ることが自然と自分自身の「格」を形成していくのです。

 

 

 

 世の中の大多数に「いいと思われている」人生を送ることが格を形成するのでは決してありません。

 

ユニークな自分オリジナルの信念に基づく生きざまがあり、その道を歩むことで格も箔も付くものです。 

 

 

 要は自分の人生において自分自身で決定権と責任を持ち、自分の人生を生きているか、ということですね。

 

 

  口では「個性」とか「自分らしく」と言いながら、皆と同じであることに安心感を求め、皆と同じことをやることで社会における自分の居場所を確認しようとしている人が近年非常に増えてきていると感じています。

 

 

 

 

 不確実性の高い社会であるからこそ、「同じであること」や「大衆であること」に価値観を見いだすのでしょう。

 

 

そんな世の中だからこそ、

 

あえて自分自身の信念に基づくオリジナルでユニークな人生を生きること自体が希少価値や格につながるのだと思います。 

 

 

 長い人生ですから、迷いや困難は今後も尽きないでしょう。

 

であるからこそ、後悔しないためにも信じる道を進む勇気を持って、

つねに前を向いて歩いて行きましょう。

 

  さっきーさんが周りの声に惑わされることなく、ご自身の信念に基づいた人生を今後も歩まれることを応援しております。

 

 

 

安井 元康 :『非学歴エリート』著者