米、シリアのアサド大統領を制裁対象に…米国内の資産凍結
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【ワシントン＝横堀裕也】
トランプ米政権は１７日、対シリア経済制裁の大幅強化を発表し、アサド大統領を制裁対象に指定した。アサド氏の妻や親族のほか、シリアで活動しているとされるイラン系民兵組織も対象とした。米国内の資産凍結のほか、対象者の米国への渡航を制限する。 米政府は今後、アサド政権と取引する企業を厳しく監視する方針だ。国務省は１７日の声明で「世界のどこの企業であろうと、アサド政権との取引に応じれば、経済制裁と渡航制限が待っている」と警告した。国務省はまた、「今回の措置は始まりに過ぎない」とし、アサド政権の出方を見極めながら、更なる制裁強化も辞さない構えを示した。
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