抗議デモ対応に動員されコロナ陽性、米首都ワシントン州兵
配信
米ホワイトハウス周辺で、警備を行う州兵と対峙(たいじ)するデモ隊(2020年6月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】
米首都ワシントンの州兵は9日、首都で最近発生したデモへの対応に動員された後、複数の隊員が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したと発表した。 【写真特集】緩和始まるも続く「ソーシャル・ディスタンシング」 世界各地の試み 首都ワシントンの州兵のブルック・デービス(Brooke Davis)報道官は、「作戦上の保安」を理由に挙げ、陽性反応を示した隊員の数を明らかにすることはできないと述べた。 米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で、アフリカ系のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが白人警官に首を膝で押さえつけられ死亡した事件をめぐり、ホワイトハウス(White House)前などで抗議デモが発生したことを受けて、州兵1700人が動員された。 デービス氏によると、州兵は動員の前後に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査を受けた。 デモ参加者の多くはマスクを身に着けていたが、身に着けていない参加者もいた。警察官や州兵の多くもマスクを着用していなかった。 デービス氏によると、州兵の隊員は対人距離を確保し、個人防護具を使用する措置を取っていたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b75a81ee46a3ce316a0fd0efff3a3e3dab074e6
【翻訳編集】 AFPBB News