実力、
世界進出
1999年から2000年にかけて、イギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演『リア王』(蜷川幸雄演出)に唯一の日本人キャストとして出演。全編17世紀の英語の台詞でナイジェル・ホーソーンなどイギリス演劇界の俳優達と共演した。その演技力と共に日英両国の文化交流の架け橋としての功績を評価され、同国の女王エリザベス2世より名誉大英帝国勲章第5位(Honorary Member of the Order of British Empire: MBE)を授与された。
2002年に公開されアカデミー外国語映画賞にもノミネートされた『たそがれ清兵衛』で各映画賞を総なめにしたことや、翌2003年公開の『ラストサムライ』に出演したことで、日本を代表する俳優の一人となった。『ラストサムライ』では、主演のトム・クルーズに真田が殺陣や日本語を親身になって教え込んだエピソードを、各方面でのインタビューなどで語っていた。また、真田のアクションがあまりにも素晴らしいため、自分が食われてしまうと危惧したクルーズは、プロデューサーに真田の出演シーンをかなりカットさせたという。
ロサンゼルスに拠点を移してアメリカ映画への出演してきたが、英語の他には2006年公開の映画『PROMISE』で全編に亘り中国語のセリフをアフレコまで全て自ら行った。2007年には『ラッシュアワー3』において、古くから互いにアクションスターとして親交を深め合っていたジャッキー・チェンと共演を果たした[7]。チェンはインタビューで、真田のアクションへの賞賛と交友関係の長さ、将来的には共に後進の育成や映画のプロデュースを希望していることを明かした。
2010年3月、第1回グリーンプラネット・フィルム・アワードにおいて「ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優」に選出された[8]。
2013年、キアヌ・リーブス主演映画『47RONIN』に大石内蔵助として出演[9]。公開に先立って開かれた記者会見において、リーブスは、真田が作品について語った「シンプル&ディープ」という発言に感銘を受けたといい、献身的で気配りのできる姿勢を「まさに大石であった」と絶賛し、「師匠(マスター)」と呼んで尊敬の意を表した。また、海外ドラマや洋画に出演した際、日本で吹き替え版をした際は主に自ら吹き替えもしているが出来なかった場合は主に声優の内田夕夜が担当している
小栗旬、生活は落ち着いたが「米国にいる意味があるのか分からない状況」
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俳優、小栗旬(37)が5日、歌舞伎俳優、尾上松也(35)が司会を務めるイープラス「Streaming+」オンライン番組「第2回歌舞伎家話」に、中村七之助(37)とともにリモートでゲスト出演した。 この日、3人と親交のある俳優、生田斗真(35)と女優の清野菜名(25)が結婚を発表。尾上が「我々の仲間にもおめでたい話がついさっき発表になりましたね」と切り出すと、小栗は「びっくりしました」と話し、そろって「おめでとう」と祝福した。 ハリウッド進出のため昨夏に女優、山田優(35)と2人の子どもとともに米国へ移住した小栗。冒頭、尾上から米国の様子を聞かれると「生活は落ち着いたが、米国にいる意味があるのか分からない状況になってしまった」と新型コロナウイルス感染拡大の問題に言及した。