小池都知事が抗体検査実施検討を表明 「特徴生かした検査進めたい」
5/11(月) 22:51配信
東京都の小池百合子知事は11日、新型コロナウイルスの感染歴を調べる「抗体検査」と、感染の有無を調べる「抗原検査」を実施する方向で検討していると明らかにした。同日夜、西村康稔経済再生担当相と面会後、報道陣に「PCRだけでなく、抗原、抗体それぞれの特徴を生かした検査を進めていきたいと考え、支援をお願いした」と述べた。
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抗体検査は、ウイルス感染に伴って作られるたんぱく質の「抗体」が血液中に含まれているかどうかを調べる。過去に感染したことがあるかが分かり、感染実態の把握などに役立つとされる。簡易検査キットなら、数分~十数分程度で結果が出る。
一方、抗原検査は患者の検体に含まれるウイルスを発見するもの。インフルエンザの診断時のように病院で鼻の奥の粘液を取り、その場で結果が分かる。【村上正】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-00000087-mai-soci