新たに7人の感染…松山で県内初のクラスター 県内全域に外出自粛要請【愛媛】
4/13(月) 19:00配信
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。愛媛県の松山市と愛南町では13日、新たに7人の感染がわかり、松山市では県内初のクラスターの発生も確認されました。県は県内全域に対し『不要不急の外出自粛を呼びかける』など危機感を強めています。
中村知事「県内で新たに7名の感染が判明した。調査結果をうけ松山市においては2週間のみならず、愛南町と同様に一層の警戒が必要」
県内で13日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは7人されました。
このうち松山市で確認されたのは40代から60代の男女5人。大阪の出張後に感染が確認された信販会社の男性社員の同僚です。いずれも症状は軽いか、無いということです。
県はこの会社の社員約50人全員をウイルス検査していて、これまでに同僚の感染者は6人に。県内で初めてのクラスターとなりました。
また愛南町で判明した新たな感染者は40代の女性と10歳未満の女児で、今月9日に陽性が確認された愛南町の60代男性の家族です。
中村知事は、感染拡大に歯止めをかけるため県内全域に対し今後2週間、不要不急の外出の自粛を要請しました。
中村知事「うつらないよう自己防衛 ・うつさないよう周りに配慮! ・県外や不要不急の外出自粛!これをこれから2週間徹底していただきたい。手強いコロナウイルス相手ですから、感染を完全にゼロにするのは難しいかもしれないが、しかし少なくともこの2週間の一人一人の行動が実施に移されれば、感染拡大阻止、緊急事態を回避することだけは現実化すると思う」
中村知事は県民に自粛を呼びかける上で、自らも痛みを共有するため1か月間の給与を返上する考えを示しています。
また県は、中予の全ての県立学校を14日からGW明けの来月6日まで臨時休校することを決めました。公立の小中学校にも同様に休校期間の延長を求める方針です。
このほか県は症状が軽い患者の増加を想定し、病院以外の軽症患者の受け入れ先として、2つの宿泊施設で100室程度を確保したことを明らかにしています。
テレビ愛媛
最終更新:4/13(月) 21:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000007-ebc-l38