〈新型コロナ〉高松市の保育所でクラスター発生か 香川県知事は「県独自の緊急事態宣言」 保育所では13日に新たに保育士8人の感染確認

4/13(月) 22:45配信

KSB瀬戸内海放送

 

 

 13日、高松市の保育所で、新たに8人の保育士が、新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。この保育所では、12日に保育士3人の感染が確認されていて、感染者は合わせて11人になりました。
 香川県や高松市は、この保育所でクラスターが発生したとみています。
 また、このほかに3人の感染も確認されていて、香川県の感染者は合計19人となりました。これを受けて、香川県の浜田知事は「県独自の緊急事態宣言」を出し、県民に注意を呼び掛けました。

 集団感染が確認されたのは、高松市立鬼無保育所です。
 鬼無保育所では12日、20代から50代の女性保育士3人の感染が確認されていました。これを受けて、保育園で働く他の職員全員、合わせて37人を検査した結果、13日、20代から60代の女性保育士8人の感染が新たに確認されました。
 新たに感染が確認された8人のうち1人は微熱と倦怠感の症状がありますが、あとの7人は症状がなかったということです。

 

 

 高松市は、12日に保育士3人の感染が確認されたことを受けて、鬼無保育所を13日から2週間臨時休園としています。
 在籍する147人の園児について、高松市は希望者全員のPCR検査を行う方針です。

 浜田知事は、集団感染が確認されたことについて、「本当に重大な事態。香川県として新たな段階に入ったと感じている」と語り、国にクラスター対策班の派遣を要請する方針を示しました。

 また、13日香川県では、保育士8人のほかにも3人の感染が確認されています。
 このうち、高松市の80代男性と70代の女性は、10日に感染が確認された高松市の70代男性と同じ法事に参加していました。
 高松市の80代女性は、医療機関を受診し検査を受けた結果、陽性が判明しました。

 

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00010016-ksbv-l37