月光ソナタ ベートーヴェン

 
 
 
 
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上から目線的な言い方で、大変失礼いたしますが、
 
2つ、言わさせてください。
 
 
1) ここ最近、ここ5年位でしょうか、いや、3年?
 
 
著しく、上達、致しました。
 
 
感情移入、感情表現が、本当に、素晴らしくなりました。
 
 
2) 「ベートヴェンのピアノ・ソナタ”月光”」
 
まず第一に、私の知る限り、世界一です。
 
これ以上のものは、聞いたことがありません。
 
超・超・超・有名なピアノ曲です。
 
と、言いますことは、
 
 
普通の人でも、
 
 
素人でも、
 
 
音楽好きな人でも、
 
 
相当、クラシック音楽が好きな人でも、
 
 
ベートヴェンのことが詳しい人でも、
 
 
月光が、大好きで、相当、耳が、こなれた人でも、
 
 
「同率、一位」は、存在したとしても、
 
 
二位ではありません。
 
 
この曲は、
 
 
99%のピアニストは、もちろん、世界の超・有名なピアニストたち、という意味ですが、
 
 
このアルペジオと、主旋律のバランスが、「とっても、とっても、むずかしいのです」
 
 
これだけ有名な曲になりますと、世界中の、
 
 
何億人という人が、
 
 
ピアニストの演奏を聞きながらも、
 
 
「自然と、自分の、頭の中で、旋律を追うわけです」
 
それだけ、超・有名曲は、「素人からも、それなりに、批判されやすいのです」
 
そんな、心配や、感じられ方をも、しのぐような、
 
自然と、辻井さんの世界へ、
 
「ふんわりと、のめりこませてしまう、音のバランス」なのです。
 
こんな”月光”の、決定版が、出てしまいますと、
 
世界中の、他の、有名ピアニストたちは、
 
ひくのを、絶対に、ためらうはずです。
 
だって、この演奏を、越えるのは、ほとんど、不可能に近いからです。
 

一番、喜んでいるのは、天国のベートーヴェンのはずで、

 

「自分が作曲した当時、想像したより、

 

思いかけず、それ以上の解釈と演奏をしてくれて、

 

心から、拍手を送りたい」と、ベートーヴェンは、言っているはずです。

 

テンポも、素晴らしいですし、

 

何しろ、通常は、

 

ギターの名曲、「アルハンブラ宮殿の思いで」

 

などと、同様に、

 

アルペジオが耳に、つきすぎて、

 

まろやかさ、

 

優しさ感

 

を出すのが難しいのですが、

 

本当に、マイルドです。

 

この曲を、一層、好きになってしまいました。

 

良い演奏というのは、

 

いくら、生れつき、すっぴんが、お美しい美人であっても、

 

おけしょうや、ドレスアップや、ジュエリーで、しぐさで、

 

より、”お美しくなる”

 

のと同様に、

 

ベートーヴェンの期待以上に、美しくしてくれました。

 

辻井君、「おめでとう!」

 

そして、

 

今たたいている、私のキーボードに、涙のしずくで、一杯になりました。

 

 

「ありがとう、辻井君!」

 

 

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PS: ですが、ショパンは、まだまだですね!

 

人によっては、スポーツでも、人間関係でも、食べ物の好き嫌いでも、

 

何でも、合う、合わない、

 

得意、得意じゃない

 

というのもありますが、

 

ショパンは、後、7年くらい、かかるかもしれませんね!

 

しかし、、(私が、クラシックで、いちばん好きな曲です)

 

同じ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番の、”皇帝”、

 

すごく、お上手になりました。

 

この曲は、”間”が、非常に難しく、世界で、私を納得させてくれるピアニストは、

 

いまだに、1~3人くらいです。