カナダのボーイスカウト少年、マスクによる耳の痛みを解決するパーツを考案&製作
岡本玄介
これはお金出してでも欲しいレベル。
インフルエンザ予防でも花粉症対策でも、マスクをしていると耳の後ろが猛烈に痛くなりますよね。誰にでもそんな経験があるかと思います。そして今は、医療の現場で新型コロナウイルスと戦う人たちが、1日中マスクを付けっぱなしで頑張っているのですが、そんな彼らとて耳の痛みは同じことなのだそうです。
少年が考案した「耳ガード」
そこでカナダの病院がこの解決策を募ったところ、バンクーバーでボーイスカウトに入団しているクイン・カランダー少年が3Dプリンタを使い、画期的なアイテム「耳ガード」を作った、とboredpandaが伝えています。
一見するとコード類を縛るバンドや、紙袋の持ち手にでもなりそうな形状ですが、これを後頭部に回してマスクのゴム紐をフックに引っ掛ければ、耳にかけずに済むようになります。
この出来事を投稿したのは、クイン君の母親ヘザーさん。いわく、彼は何十個ものガードを印刷し、病院に寄付したのだそうです。その結果このアイディアが大反響を呼んだため、3Dデータを公開し、誰もが印刷して医療現場を助けることができるようにした、と追記されています。

https://www.gizmodo.jp/2020/04/canada-boy-scout-kids-mask-parts-make-3d-print.html