愛子さまが学習院女子高等科を卒業…両陛下は出席控える

3/22(日) 18:33配信

読売新聞オンライン

 

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さま(18)は22日、学習院女子高等科(東京都新宿区)の卒業式に出席された。

 午後0時40分頃、制服にマスク姿の愛子さまは、学校の北門前で報道陣の記念撮影に応じ、「とても楽しく、充実した学校生活を送ることができたと思います」と、3年間を振り返られた。

 体育館で行われた式は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来賓や在校生の出席は中止に。卒業生の保護者の参列は認められたが、両陛下は出席を控えられた。宮内庁によると、式で愛子さまは「敬宮(としのみや)愛子」と呼ばれ、その場で起立されたという。

 卒業にあたって愛子さまは感想を文書で発表された。高校時代の「かけがえのない思い出」として、運動会や八重桜祭(文化祭)、高等科2年の夏に参加した英国イートン校でのサマースクールなどを挙げられた。4月には学習院大学文学部日本語日本文学科に進学する予定で「より広い視野に立って、色々な分野に取り組んでいくことができればと思います」とつづられた。宮内庁によると、古典文学に関心があり、卒業リポートは「平安文学に見る猫や犬と人との関わり」をテーマにまとめられた。

 両陛下は「国民の皆様に愛子の成長を温かく見守ってきていただいていることに、改めて感謝いたします」との感想を発表。新型コロナウイルスの感染拡大についても触れ、「多くの人々が直面している様々な困難や苦労に深く思いを致しています」とし、早期の終息を願われた。

 

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