上皇ご夫妻 26年間暮らした皇居を後に お代替わりに伴う転居へ

 
 
 
 
 
 
 
 

上皇ご夫妻は19日、お代替わりにともなう転居のため、26年間暮らした皇居を後にされる。

ご夫妻は19日、皇居の吹上仙洞御所から、神奈川県の葉山御用邸に向かい、その後、栃木県の御料牧場にも滞在し、31日、仮住まい先となる高輪皇族邸に入居される。

今回の転居は、お代替わりにともなう天皇ご一家とのお住まいの交換のために行われ、皇居と赤坂御用地で改修工事が行われるおよそ1年半の間、ご夫妻は高輪に仮住まいされ、その間の名称は、「仙洞仮御所」となる。

ご夫妻は1993年から26年間、皇居で暮らし、この間、さまざまな人たちと交流を重ね、宮内庁によると、外国の元首などから贈られた品々だけでも4000点を超えるという。

ご夫妻は、天皇皇后両陛下がなるべく早く皇居に移り住まれることを望み、早朝から深夜まで、こうした品々を確認しながら整理されていたという。

FNN