習氏、ウイルス発生源特定指示 新型コロナ、責任回避意図か 中国
3/15(日) 18:37配信
【北京時事】
中国国営新華社通信によると、
「病原がどこから来て、どこに向かったのか明らかにしなければいけない」
と訴える論文を16日発行の共産党理論誌「求是」に寄稿した。
【写真】インターネットで公開されているガーゼで作る立体マスクの型紙と完成例
新型コロナウイルスは湖北省武漢市から世界中に広がったが、
中国では「発生源は中国とは限らない」
という見方が出ており、習氏は科学的根拠を探っているもようだ。
習氏は論文で、人工知能やビッグデータなどの新技術を活用して調べるよう強調した。
習氏は2日に北京市内を視察した際も同様に発生源を研究するよう求めた。
新型コロナウイルスの発生後、
習指導部の初動が遅れたとして内外から批判が出ている。
習指導部は感染拡大の責任を回避しようとしているとみられ、
趙立堅外務省副報道局長は
米軍関与説を主張している。