フレンチの名店「カンテサンス」出身の加瀬史也氏による、「シャンパーニュに合うガストロミー」がコンセプトの店だ。
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看板のない星付きフレンチ…青山のマンションの一室には美食の世界が広がっていた!
3/13(金) 5:20配信
外苑西通り沿いの中でも青山霊園付近は、人通りが少ない、闇に包まれたサイレントエリア。
そこに、シャンパンとフレンチの世界が広がっている。
青山の暗闇には一ツ星フレンチが溶け込んでいる『L'orgueil』
外苑前から徒歩8分。マンションの一室に『オルグイユ』はひっそりとオープンしている。
その立地は、オーナーシェフ・加瀬史也氏の「お店に行くまでのプロセスを大事にしたかった」という意図によるもの。
道程は、騒がしくなく、洗練されている。
食前に〝どんなお店なんだろう?〞と考える時間や、食後の余韻に耽る時間も、外食の醍醐味だからだ。
客たちが何を期待して店に向かうかといえば、フレンチとシャンパンのペアリングだ。
¥15.000のディナーコースとともに、シャンパンペアリング7種¥6,800(ハーフ)、もしくは¥11,000(フル)を楽しむ。
オンリストされているものは、シャンパーニュ地方のワインのみ。料理に合わせ温度やグラスも最適に提供してくれる。
人気メニューのひとつ、仏ペリゴールのフォアグラと仏産トリュフ、天然の椎茸とヒラタケが重なるスクランブルエッグ。
合わせるのは、きのこに似たフレーバーで熟成感もあるシャンパン。
香りのマッチングで楽しませる。
外苑西通り、青山霊園を半分ほど来たあたり。
1本中に入った細い小径に『オルグイユ』が入る築40年のマンションは建つ。
マンション入口に看板はないが、ミシュランの認定シールが貼られているポストが目印。
2階まで階段を上がるとドアの前に小さな看板を見つけられる。
玄関のドアを開けると、広がるのはスタイリッシュなオープンキッチン。
シェフとの会話が楽しめる2席のカウンターと、テーブル席が10席。
外苑西通りの静寂は、そんな料理とシャンパンの数々の余韻に浸りながらの帰り道にもちょうどいい
東京カレンダー株式会社
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200313-10013549-tokyocal-life