新型コロナウイルスでGMOが在宅勤務に

 
 
 

中国国内で新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、IT大手のGMOインターネットでは、27日から国内の社員のおよそ9割にあたる4000人を在宅勤務にしています。

 東京・渋谷区にあるIT企業のGMOインターネット。オフィスを見渡しても人はほとんどいません。

 GMOでは、27日から中国からの観光客が多い東京・渋谷や大阪、福岡で勤務する従業員のおよそ4000人を在宅勤務にしました。

 業務上、やむを得ない場合にのみ出勤が許され、出社した人にはマスクと手袋が配られます。打ち合わせにはテレビ会議を活用。システム部門では、自宅から遠隔でプログラムなどの作業を行っています。

 「東日本大震災のときに、業務上いろいろなトラブルがあったのを反省して、そのタイミングから、年1回、緊急時に会社としてどう対応すべきか議論してきました」(GMOインターネット 直江望さん)

 GMOでは在宅勤務は2週間をめどとしていますが、感染拡大の状況を見て延長なども検討するとしています。(28日18:28)