英保守党大勝利でNHKの受信料制度廃止に火が付くか
抜粋です。
ジョンソン首相は選挙の遊説中に、BBCの受信料制度は「税金」のようでおかしい。視聴した分だけ払う有料放送型に移行させるのが望ましく、選挙に勝利すれば受信料制度の「廃止」を検討すると表明した。
日本のNHKがモデルにしてきたBBCの受信料制度が「廃止」されれば、その影響が日本に及ぶことは必至である。それでなくとも肥大化と政治の介入が問題にされる巨大放送局NHKの在り方については、これを機に徹底して見直す時期が来ていると思う。
受信料制度を見直し、視聴した分だけ支払うスクランブル放送の実現を訴えて「NHKから国民を守る党」が参議院選挙で1議席を獲得した時、フーテンは『NHKは受信料制度だけが問題なのではない』というブログを書いた。
テレビを買えばNHKに受信料を払わなければならない受信料制度は「税金」と同じという理屈から、NHKの経営は国会から監視される。役所と同じように予算は国会のチェックを受ける。良いことのように思えるがまるで逆だ。予算を通してもらうためNHKは多数党に逆らえなくなる。
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