白鵬の「かち上げ」に苦言 横綱審議委員会「見苦しい」

11/25(月) 19:02配信

産経新聞

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は25日、東京・両国国技館で定期会合を開いた。会合後に記者会見した矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は、九州場所で43度目の優勝をした横綱白鵬について「存在感を示した。優勝したのはよく頑張った」とねぎらった。

 一方、12日目の遠藤戦の立ち合いで、荒々しいかち上げを繰り出したことについて矢野委員長は「『横綱の振る舞いとして見苦しい』という意見がほとんど全員から出た」と明かした。協会に指導を要望したといい「そういうことをしなくても勝ってほしい気持ち。『名横綱』と後世に言われるようになってほしい」と話した。

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000561-san-spo

 

======================================================================

 

 

 

 

白鵬のかち上げ「やり過ぎ」「見苦しい」横審が批判 協会は対戦力士に奮起求める

11/25(月) 19:54配信

デイリースポーツ

 

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合が25日、東京・両国国技館で開かれた。九州場所(24日千秋楽)で史上最多を更新する43度目の優勝を果たした横綱白鵬(34)=宮城野=に対し、張りやかち上げを多用する取り口に、またも批判意見が相次いだ。

【写真】立ち合いで激しく遠藤をかち上げる白鵬 大流血に…

 横審の矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)が「横綱が存在感を示してよく頑張った」と評価した。

 一方で12日目の遠藤(追手風)戦で右肘が顔面に直撃し、

 

 

 

 

 

遠藤は鼻から大流血。その他にもかち上げ、張りを駆使する立ち合いに「やり過ぎ」、「横綱の振る舞いとして見苦しい」など、ほぼ委員全員が否定的な見解を示したという。

 17年12月にも横綱審議委員会(横審)は横綱の立ち合いに対し苦言。その後、反省し、張りやかち上げは自粛していた。今回、再び“解禁”したことで横審は日本相撲協会に対し、「協会としてしっかり指導してほしい」と要望した。

 矢野委員長は「そういう風なことをしなくても勝ってほしい。43回優勝する大横綱になっている。名横綱と呼ばれる存在になってほしい。ルール上は正しい技だけど自ら控えて後世に名が残るような横綱がやったように白鵬にもそうしてほしい」と望んだ。

 要望を受け協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「張り差しはいい。(かち上げは)肘打ちにいっているんじゃないかという意見。かち上げじゃなく、肘打ちという議論」と説明。本来は張りもかち上げも脇が空き、中に潜られて不利になる、というのが相撲界の教えであることを明かし、「隙を見付けて入っていくことができない、情けないと思う」と、安易に食らう現役力士に奮起を求めた。

 

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000132-dal-spo

 

====================================================================

 

 

 

 

白鵬の振る舞いに花田虎上氏「残念です」 つっかけた玉鷲を“突き返す”

11/17(日) 19:48配信

AbemaTIMES

 

大相撲九州場所>◇中日◇17日◇福岡国際センター






 17日に行われた大相撲九州場所中日、横綱・白鵬(宮城野)と前頭四枚目・玉鷲(片男波)の結びの一番は館内が騒然とする異様な雰囲気の中での決着となり、白鵬が見せた振る舞いに対して、元横綱・若乃花花田虎上氏が「残念です」と苦言を呈する場面があった。

【映像】玉鷲を突き返す白鵬

 幕内における両者の対決はこれまでに16回あり、白鵬の15勝と横綱の圧倒的優位だ。しかし、1度目の立ち合いで白鵬がつっかけて迎えた2度目の立ち合いで館内の様子は一変する。今度は立ち合いが合わずに玉鷲がつっかけると、玉鷲の胸を目掛けて白鵬が右腕一本で激しく突き返したのだ。この行動に対して館内は騒然となった。

 ざわめきが収まらない中で3度目の立ち合い、左の張り差しから左上手を取った白鵬が一気の寄り切りで勝負を決すると、AbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「ん~」と唸り、言葉を選ぶように「土俵の上では平等です」と話すと次のように続けた。

「立つ前にああいうことをやられてしまうと、玉鷲が萎縮して(白鵬に)合わせなければいけなくなってしまう。横綱の立ち合いで立たなければいけなくなるが、玉鷲は押し相撲。少しでも早く立たなければいけないが、それができなくなる。残念です」と話した。

 白鵬は七日目にも前頭三枚目の宝富士(伊勢ヶ浜)をはたき込みで下した際、左腕を振り上げるガッツポーズのような仕草を見せている。このことについても、花田氏は取組前に「これはよくない。我慢しないと、また言われてしまう」と残念そうに話していた。(AbemaTV『大相撲チャンネル』より

 

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191117-00010014-abema-fight