ノーベル賞、なぜ私でない? =トランプ氏が不満表明

9/24(火) 9:08配信

時事通信

 

 【ニューヨーク時事】トランプ米大統領は23日、記者団に「もし(選考が)公平なら、多くの理由で私がノーベル(平和)賞を受賞していたと思うが、そうではなかった」と述べ、自身が受賞していないことに不満を表明した。

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 カーン・パキスタン首相との会談冒頭、同国とインドが領有権を争うカシミール問題を解決できれば、ノーベル平和賞に相当するのではという質問に答えた。

 トランプ氏は、オバマ前大統領が就任から間もない2009年に同賞を受賞したことに言及。「彼(オバマ氏)は、なぜ自分が受賞したのか分からなかった。その点だけは私も同感だ」と語った。カシミール問題解決に向けた仲介に関しては「(印パ)双方が望むなら、喜んで引き受ける」と改めて意欲を示した。

 与党共和党の連邦議員らは18年、史上初の米朝首脳会談を前に、朝鮮半島の非核化や地域の平和に尽力しているとして、トランプ氏をノーベル平和賞候補に推薦した。同氏は当時、「みんなそう(受賞にふさわしいと)思っているが、自分では言わない」と話していた

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190924-00000035-jij-n_ame