Amazonが、日本では、どこと、手を組むのか?ここ数年、考えておりましたが

 

私の予想外でした。

 

まあ、Amazonは、「オーガニック」とか、に主眼を置いておりまして、

 

人工・化学物・添加物・保存剤・などなど

 

は、元来、嫌って、おりますので、

 

大手の中でも、より、そういう『有機』の物に、力を入れている会社が、

 

選ばれるのは、予想しておりましたが、

 

「ライフ」さんでしたか!!!!

 

 

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92歳で週5日、働く大手スーパー会長の

「最後のご奉公」

 

長生きは本当に「めでたい」ことなのか。歳を重ねれば体の不調や気力の落ち込みを実感することも増える。各界で活躍を続ける90代は、自らの“老い”とどう向き合い、折り合いをつけているのか──。

 90歳になっても早朝のラジオ体操を欠かさず、週5日、毎朝8時に出社する。食品スーパー大手・ライフコーポレーション会長の清水信次氏(90)は老いてなお矍鑠(かくしゃく)とし、口を開くと話が止まらない。あっという間に3時間をしゃべり尽くした。

 * * *
 お世話になった岸信介先生と福田赳夫先生が亡くなったのが90歳。2人とも健康にすごく気を遣われていたから、自分が同じ年齢になったと思うと感慨深い。

 僕はわりと知り合いが多いけど、卒寿のお祝いはすべて断わった。ところが、麻生太郎さんだけは「どうしてもやる」と聞かず、お祝い会を開いてくれた。彼は帽子とコートで決めたお気に入りのファッションで登場しましたよ(笑い)。

 90歳で体はボロボロです。耳は遠くなり、目は片方見えない。歯はすべて入れ歯で、転倒するとまずいから外出には車椅子を利用する。だけど、理性や精神はおかげさまで大丈夫です。頭の回転や切れ味が冴えてないと生き残れないからね。

 今も7時半に家を出て会社に行きます。この夏まで土曜も出勤してたけど疲れが出て、9月から土日休みにした。休日でもじっとしておれず、視察気分で他のスーパーに行って買い物をします。週末休むと月曜は元気です(笑い)。

 三重県の津に生まれて、戦時中は陸軍に召集されたけど何とか生き延びた。戦後の闇市で物を売るのには苦労しました。日本中が飢えていた時代、除隊時に渡された現金を元手にコメや魚を買いつけ、大阪の闇市で売ってお金を貯めました。

 仕入れの時警察に囲まれ困っているところを、農家の方に助けてもらったこともある。1950年に朝鮮戦争が始まると「これで日本が変わる」と裸一貫で上京し、占領軍の物資を買い、夜行列車で毎晩大阪に運んだ。“ひとり総合商社”でしたよ。

 

 

日本が独立した後、旧財閥と組んで輸入協会や輸入組合などを立ち上げ、パインやバナナの割り当て権利を取った。でも、規模の大きい旧財閥の総合商社には勝てないと悟り、大阪で小売業のスーパー「ライフ」を始めたわけです。10年で11店舗まで拡大して、1971年には東京1号店を開店しました。

 現在、ライフコーポレーションの売り上げは年6500億円ほど。今後も拡大をめざしますが、怖さもあります。中内功さんのダイエーはあれほど順調だったのに、売上高が4兆円に到達してから潰れたし、堤清二さんの西武百貨店も売り上げ4兆円を超えてから倒産しましたから。

 これから先、ライフという組織は岩崎高治社長に任せ、流通の業界団体をまとめたい。僕が会長を務める日本小売業協会には、経団連のような政治と行政に対する影響力が欠けています。

 経団連のメンバーである重厚長大産業はロボット化が進んで従業員が少ないけど、小売業を担う中小企業は雇用の宝庫で、社会に大きく貢献しています。だからもっと発言権を強くして、政治的な影響力を持つ必要があるんです。

 それが90歳になった僕の現在の課題であり、最後のご奉公と思っています。

 人間、生まれるときは千差万別で、生まれる国や家庭によって大きな違いがあります。でも、死ぬときは世界中みんな平等で、何もなくなって灰になる。

 戦争で亡くなった多くの仲間の遺体はいまだに日本に返ってきていません。だから僕は法事や戒名をすべて拒否するし、墓もいらない。最期を迎えたら海に散骨してもらうつもりです。

●しみず・のぶつぐ/三重県津市生まれ。大阪貿易学校卒業。1956年に現社の前身となる清水實業を設立。現在は全国に256店(2016年2月現在)を展開する。『時短は国を亡ぼす』など、著書も多数あり。

 

https://www.news-postseven.com/archives/20170103_478800.html/2

 

※週刊ポスト2017年1月1・6日号

 

 

 

 

 

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-35142602-cnetj-sci

 

アマゾン、生鮮食品ECをライフと開始--東京の7区から順次

9/12(木) 16:47配信

CNET Japan

 

 Amazonライフコーポレーションは9月12日、Amazonプライム会員向けサービス「Prime Now」において、ライフコーポレーションで取り扱っている生鮮食品や惣菜の商品販売を開始した。最低注文金額は2000円以上。配送料は6000円未満が440円、6000円以上1万円未満が220円、1万円以上が無料となる。

 配送エリアは、東京都の新宿区、板橋区、練馬区、北区、中野区、豊島区、杉並区の7区(一部エリアを除く)で、今後順次拡大する予定。また、配送時間は12~22時で、当日または翌日の2時間単位で配送時間を指定できる。

 対象エリアのプライム会員は、ライフコーポレーションの実店舗で取り扱っている新鮮な野菜や果物、精肉、鮮魚をはじめ、店舗で調理された惣菜や店内で焼き上げたパン、「ライフプレミアム」や「スマイルライフ」といったライフコーポレーションのプライベートブランド商品など、合計数千点の商品をPrime Nowの専用アプリを通じてオンラインで注文できるようになる。

 ライフコーポレーションでは、注文後に店内の専門スタッフが、注文者に代わって品質などを厳しくチェックしながら商品を選び、Prime Nowの配送ネットワークにて最短2時間で配送するという。