こういう番組、NHKにしては、『あっぱれ!』
と、ほめたいです。
民放は、知識・教養・情報・常識もない
アイドルや、
芸人や、
俳優たちを使い
しかも、すぐに、
見たくもない「体験教室」などを、行い
無駄や、価値のない時間稼ぎ、
”尺”の無駄使いで、
まあ、似たような、レヴェルの超・低い、制作会社が、
制作しているので、「低俗ですが」
NHK、このまま、
人物(ゲスト)は出さずに、
ナレーションのみで
しかも、シンプルで、無駄のないな、ナレーションで、
タレントのナレーションで、使うなら、
ナレーション・日本一の
”竹内結子”以外は、
使わないでください。
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NHKの隠れた高視聴率番組『さわやか自然百景』 20年以上守り続けてきたこと
9/8(日) 6:30配信
毎週日曜日の午前7時45分(一部地域除く)より、NHK総合で放送されている自然番組『さわやか自然百景』。1998年4月に放送が開始された同番組は、日本各地の四季折々の自然や風景、そこで育まれる生きものたちの姿を、最小限のナレーションと音楽で紹介し、地道にファンを増やし続けてきた。NHKエンタープライズのプロデューサー・牛山徹也さんに、制作のこだわり、15分の中に込めてきた思いを聞いた。
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■“朝ドラ流れ”がない 「日曜朝」という枠で平均視聴率10%超え
先月11日に放送された「初夏 札幌の清流」の世帯視聴率は12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と長らく10%~15%の間を推移している。もはや数字が取れる方程式を見つけているように思うが、牛山プロデューサーは「こうすれば数字が上がる、というパターンはありません」と語る。
「日本って、北は亜寒帯から南は亜熱帯まで、気候にすごく幅がありますよね。地形で見ても山もあれば平野もあり、島も大小合わせて7,000近くあります。誰もが知っている場所からあまり知らないところを織り交ぜて毎週紹介することで、常に新鮮な感覚で見ていただけているのではないでしょうか」
あえて誰もが知っている場所から、普通の自然番組ではなかなか取り上げないような場所まで紹介する、同番組の取材場所の多様性は、ファンを惹きつけ続ける「エッジ」になっている。
■自然を相手にすることの難しさ
山奥の森や渓谷から大海原に浮かぶ離島まで取材対象が幅広いため、現地に行くだけで丸1日かかることもよくある。天候が急変し、飛行機が飛ばずに立ち往生して待機することなど、自然を相手にする上では日常茶飯事だ。
「例えば“高山に咲く美しい花”を撮影したいと思っても、天候の影響で開花日が早くなったり遅れたり、見込みとはしばしばずれてしまうんです。高山植物の花が咲いているのと咲いていないのでは、山の自然に対する印象がまったく違ってしまいますよね(笑)」
こうした事態を避けるため、事前に自然ガイドや山小屋の人たちに現地の状況や天候に関する情報をもらい、万全の状態で撮影を行う。
「場所によりますが、原則として、ロケはカメラマンとディレクターの2人、期間は10日あまりで行いますね。自然が相手である番組ジャンルで、内容が充実したものを作るには、ロケに少なくともこの程度の日数を費やす必要があると思います」
15分という短く限られた放送時間の中に、季節の変化や、求愛・誕生・子育てなど生きものたちの成長の様子を紹介するなど、“自然のドラマ”を見せる工夫が施されている。
テロップは最小限、ナレーターは局アナ……時代にとらわれない演出
同番組では、ナレーションに、タレント・俳優ではなく局アナウンサーを起用しているのも特徴(※2001年に一度だけ女優の斉藤由貴を起用)。さらにナレーションの量も必要最小限にとどめている。
「ナレーションに関しては、放送当初から変えていません。日曜の朝の番組ということを意識して、ナレーションを畳みかけるように入れたり、テロップをたくさん出したりすることは避けています。淡々とした語りで、現地の自然な空気感をそのままを感じていただき、さわやかな気分で一日を迎えてほしいという思いがありますので……。テロップも動植物の名前以外はほとんど入れないですし、昔ながらの手法ですね」
ナレーションやテロップだけではなく、番組冒頭と終わりに流れるテーマ音楽は杉本竜一氏が作曲したもので、当初から変えていない。毎週見ている人にとっては「安心」。番組内で流れるBGMも、雄大な自然の雰囲気を壊さない曲をチョイスしている。
■東日本大震災を経て去来した思いとは
放送開始当初からの演出を守っていきながらも、どんどん変化させてきた事もあると牛山プロデューサーは語る。
「番組制作の技術面は常に変化しています。放送は、当初のNTSC方式からハイビジョンへ、さらにハイビジョンから4Kへ。また、撮影機材では、最近は小型GoProカメラや超高感度カメラ、ドローン空撮など特殊な機材も使用しています。より多角的に自然を撮影するため、そして珠玉の映像を視聴者にお届けするため、そういった技術の進化は常に取り入れるようにしています」
ディレクターやカメラマンは「みんな自然が好き」という共通点があるため、番組作りに「ブレ」が生じることはない。
「番組プロデューサーとして試写をしていると、毎回、ディレクターやカメラマンの自然に対する愛情を強く感じます。そうした制作陣の想いが、番組を見てくださる方に伝われば嬉しいですね」
最後に、今後撮っていきたい景色を聞いてみると、牛山プロデューサーは「個人的思いになりますが……」と切り出し語ってくれた。
「2011年に起きた東日本大震災を経験して自然の怖さを改めて意識するとともに、生きている事のありがたさや命の尊さを、深く考えるようになりました。番組は単純に“自然は素晴らしい”で終わらせてはいけないと思います。日本列島の一角。そこには植物たちが生い茂る大地が広がり、植物を糧にして動物たちが生き、さらに自然を利用して私たち人間も生きている……そういった“生命の重層”が感じられる自然百景にしていきたいなと思いますね」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00000313-oric-ent&p=2