自転車事故で右足骨折=欧州歴訪中止-米国務長官
【ワシントン時事】米国務省のカービー報道官は31日、ケリー国務長官(71)がフランス南東部シオンジエの近くで自転車事故のため負傷し、スイス西部ジュネーブの病院にヘリコプターで搬送されたことを明らかにした。長官は右の大腿(だいたい)骨を骨折したが、命に別条ない。意識もはっきりしているという。
報道官によると、長官は31日から6月2日までの日程で予定していたスペインの首都マドリード、パリの歴訪を急きょ取りやめ、31日中に専用機で帰国の途に就き、米マサチューセッツ州ボストンの病院で治療を受ける。2日にパリで行われる過激派組織「イスラム国」への対応に関する閣僚会合には、ビデオなどを通じて参加する。
事故はジュネーブ時間の31日午前9時40分(日本時間同午後4時40分)ごろ発生。長官の自転車に伴走中の車列には救急医療隊員や医師らも同行していた。事故の経緯などは不明。ケリー長官は熱心なサイクリストで、外遊先でしばしば自分の自転車に乗っていた。(2015/06/01-01:32)
事故はジュネーブ時間の31日午前9時40分(日本時間同午後4時40分)ごろ発生。長官の自転車に伴走中の車列には救急医療隊員や医師らも同行していた。事故の経緯などは不明。ケリー長官は熱心なサイクリストで、外遊先でしばしば自分の自転車に乗っていた。(2015/06/01-01:32)
