日産の会社内部のことは、分かりませんが、
消費者の立場から見ると、一つ言えますことが、
購入意欲が、わかない。
ということです。
その一番の理由は、
いつも、長年言っておりますが、
デザインが、最悪だからです。
この社風を変えない限り、
デザイン感覚は、向上しませんし、
世界のイナカッペ、
的な、デザインで、将来も続くとするならば、
「じり貧」で、
シェアは、小さくなります。
「車は、デザインです」
これを忘れているのです。
自動車評論家の
超・小さな技術的指摘なんて、
消費者には、無用です。
それより、
世界の消費者が、
「ああ、カッコいい!!!!」
というデザインを、するべきです。
日産には、技術も、営業能力も、相当あるはずです。
問題は、「デザイン部門」
と、
それの良い、悪いが分からない
判子を押す『上司たちの感覚の悪さ』が、
一番の問題なのです。
逆に、一台もよいデザイン、
カッコいい車がないのに、
よくもまあ、500万台以上も、売れていることが、「不思議」です。
BMWなどから、
世界の中から、
素晴らしいデザインができる人たちを、
5倍以上の年収で、引き抜くことです。
そして、それらに判子を押す上司たちの感覚を、磨くことが優先されます。
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陰り否めぬ日産「ゴーン神話」 “独り負け”浮沈の鍵握るルノーとの一体運営
SankeiBiz
6月で在任15年目に入るカルロス・ゴーン社長の下、高い経営目標を掲げ、その達成を通じて成長を続けてきた日産自動車が正念場を迎えている。トヨタ自動車が過去最高益を見込むなど競合他社が2014年3月期の業績を大きく伸ばす勢いをみせる中、日産の最終利益見通しは前期比4%増程度にとどまり「独り負け」と揶揄(やゆ)される状況に陥っているからだ。東日本大震災やタイの洪水被害からの立て直しにいち早く成功した日産が起死回生をかける次の一手は、資本提携先の仏ルノーとの一体運営。その成否は日産の浮沈の鍵を握ることになりそうだ。
「中期経営計画の目標達成に寄与してもらう。みなさんには結果を出すことに集中してもらいたい」。日産の横浜本社で開かれた1日の入社式で、新入社員にこう呼びかけたゴーン社長の発言が伝わると、社内に緊張感が走った。「コミットメント(目標必達)経営」を標榜(ひょうぼう)するゴーン社長が全社員に出した指示とも受け取れたからだ。
11年6月に打ち出した経営目標「日産パワー88」では、収益力を示す売上高営業利益率と世界シェアを17年3月期までに8%に引き上げることを掲げた。しかし、折り返し地点となる14年3月期の営業利益率は4%台の見通しで、世界シェアは6%台にとどまる。
目標発表時にゴーン社長は「多大な努力が求められるハードルの高い経営計画」としたものの、他社の営業利益率が軒並み6%に高まる中で日産の停滞感は否めず、同社幹部も「結果は弱い」と出遅れを認める。
現状維持からの脱却には「リコールの増加や米国でのインセンティブ(販売奨励金)の多さといった問題が要因」(アンディ・パーマ副社長)といった課題の解決とともに、「聖域なしの改革」が欠かせない。その象徴としてゴーン社長は昨年11月、日産パワー88の停滞を理由に当時の志賀俊之最高執行責任者(COO)を副会長に退かせる更迭人事を断行した。
苦境の中でも、ゴーン社長は日産パワー88の旗を降ろす気配をみせていないのはなぜか。「仏ルノーとの提携関係の強化が大きな成果をもたらすと見込んでいるため」(自動車業界関係者)とみられる。
今月1日に立ち上げた新体制では日産とルノーの研究開発、生産技術、購買、人事の4部門を一体的に運営。従来と比べ、16年までに関連コストを年間で43億ユーロ(約6170億円)引き下げるという野心的な取り組みがもくろみ通りの成果を生めば営業利益率の大幅改善が見込める。
今後、両社の工場を状況に応じて相互に活用する機動的な態勢をとるとともに、共通化した部品を組み合わせて生産する車種を、18年をめどに全体の7割に高める計画だ。
最近は少なかったヒット商品が生まれたことも目標継続を支える要因となっている。「キャシュカイ」「ジューク」といった欧州発のスポーツ用多目的車(SUV)が、中小型では他社にないサイズとデザインとして人気を集め、「不振だった欧州事業の立て直しにつながった」(中村史郎常務執行役員)。それだけではなく、日産全体の世界販売も下支えしている。
ただ「欧州の自動車市場の不振で業績が低迷するルノーとの一体運営は、もろ刃の剣。ルノーの不振を補う形が増えれば日産が抱えるリスクが大きくなる」(証券アナリスト)との指摘もある。陰りが否めない「ゴーン神話」の復活の先行きは、まだ見通せない。(飯田耕司
消費者の立場から見ると、一つ言えますことが、
購入意欲が、わかない。
ということです。
その一番の理由は、
いつも、長年言っておりますが、
デザインが、最悪だからです。
この社風を変えない限り、
デザイン感覚は、向上しませんし、
世界のイナカッペ、
的な、デザインで、将来も続くとするならば、
「じり貧」で、
シェアは、小さくなります。
「車は、デザインです」
これを忘れているのです。
自動車評論家の
超・小さな技術的指摘なんて、
消費者には、無用です。
それより、
世界の消費者が、
「ああ、カッコいい!!!!」
というデザインを、するべきです。
日産には、技術も、営業能力も、相当あるはずです。
問題は、「デザイン部門」
と、
それの良い、悪いが分からない
判子を押す『上司たちの感覚の悪さ』が、
一番の問題なのです。
逆に、一台もよいデザイン、
カッコいい車がないのに、
よくもまあ、500万台以上も、売れていることが、「不思議」です。
BMWなどから、
世界の中から、
素晴らしいデザインができる人たちを、
5倍以上の年収で、引き抜くことです。
そして、それらに判子を押す上司たちの感覚を、磨くことが優先されます。
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陰り否めぬ日産「ゴーン神話」 “独り負け”浮沈の鍵握るルノーとの一体運営
SankeiBiz
6月で在任15年目に入るカルロス・ゴーン社長の下、高い経営目標を掲げ、その達成を通じて成長を続けてきた日産自動車が正念場を迎えている。トヨタ自動車が過去最高益を見込むなど競合他社が2014年3月期の業績を大きく伸ばす勢いをみせる中、日産の最終利益見通しは前期比4%増程度にとどまり「独り負け」と揶揄(やゆ)される状況に陥っているからだ。東日本大震災やタイの洪水被害からの立て直しにいち早く成功した日産が起死回生をかける次の一手は、資本提携先の仏ルノーとの一体運営。その成否は日産の浮沈の鍵を握ることになりそうだ。
「中期経営計画の目標達成に寄与してもらう。みなさんには結果を出すことに集中してもらいたい」。日産の横浜本社で開かれた1日の入社式で、新入社員にこう呼びかけたゴーン社長の発言が伝わると、社内に緊張感が走った。「コミットメント(目標必達)経営」を標榜(ひょうぼう)するゴーン社長が全社員に出した指示とも受け取れたからだ。
11年6月に打ち出した経営目標「日産パワー88」では、収益力を示す売上高営業利益率と世界シェアを17年3月期までに8%に引き上げることを掲げた。しかし、折り返し地点となる14年3月期の営業利益率は4%台の見通しで、世界シェアは6%台にとどまる。
目標発表時にゴーン社長は「多大な努力が求められるハードルの高い経営計画」としたものの、他社の営業利益率が軒並み6%に高まる中で日産の停滞感は否めず、同社幹部も「結果は弱い」と出遅れを認める。
現状維持からの脱却には「リコールの増加や米国でのインセンティブ(販売奨励金)の多さといった問題が要因」(アンディ・パーマ副社長)といった課題の解決とともに、「聖域なしの改革」が欠かせない。その象徴としてゴーン社長は昨年11月、日産パワー88の停滞を理由に当時の志賀俊之最高執行責任者(COO)を副会長に退かせる更迭人事を断行した。
苦境の中でも、ゴーン社長は日産パワー88の旗を降ろす気配をみせていないのはなぜか。「仏ルノーとの提携関係の強化が大きな成果をもたらすと見込んでいるため」(自動車業界関係者)とみられる。
今月1日に立ち上げた新体制では日産とルノーの研究開発、生産技術、購買、人事の4部門を一体的に運営。従来と比べ、16年までに関連コストを年間で43億ユーロ(約6170億円)引き下げるという野心的な取り組みがもくろみ通りの成果を生めば営業利益率の大幅改善が見込める。
今後、両社の工場を状況に応じて相互に活用する機動的な態勢をとるとともに、共通化した部品を組み合わせて生産する車種を、18年をめどに全体の7割に高める計画だ。
最近は少なかったヒット商品が生まれたことも目標継続を支える要因となっている。「キャシュカイ」「ジューク」といった欧州発のスポーツ用多目的車(SUV)が、中小型では他社にないサイズとデザインとして人気を集め、「不振だった欧州事業の立て直しにつながった」(中村史郎常務執行役員)。それだけではなく、日産全体の世界販売も下支えしている。
ただ「欧州の自動車市場の不振で業績が低迷するルノーとの一体運営は、もろ刃の剣。ルノーの不振を補う形が増えれば日産が抱えるリスクが大きくなる」(証券アナリスト)との指摘もある。陰りが否めない「ゴーン神話」の復活の先行きは、まだ見通せない。(飯田耕司