ロシア首相、択捉島訪問=「われわれの領土」と主張-日本の抗議を一蹴
8/2(金) 15:26配信
2日、択捉島を訪問し、報道陣の取材に応じるロシアのメドベージェフ首相(AFP時事)
【モスクワ時事】ロシアのメドベージェフ首相は2日、北方領土の択捉島を訪問した。
メドベージェフ氏は北方領土について「われわれの領土」と主張し、領土問題で譲歩しない姿勢を鮮明にした。日本政府の働き掛けを無視して政権ナンバー2のメドベージェフ氏が訪問を強行したことで、北方領土問題を含む日ロの平和条約締結交渉に悪影響を及ぼすのは必至だ。
メドベージェフ氏が北方領土を訪問するたびに日本政府が抗議していることに関し、同氏は択捉島で記者団に対し、「ここはわれわれの領土であり、ロシアに属する。何を心配する理由があろうか」と一蹴。「(日本側から)こうした憤慨があればあるほど、恐らくロシア政府関係者がここに来る理由となる」と挑発した
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00000100-jij-int