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未熟で小さいジャガイモに注意 天然毒素が高濃度
7/10(水) 7:30配信
ジャガイモによる食中毒への注意を呼びかける農林水産省ホームページの画面
ジャガイモの毒素による食中毒を予防するため、農林水産省はホームページで注意を呼び掛けている。ジャガイモは育てやすく、教材として扱う小学校が増加。同省によると、過去30年間で成人も含め患者数が700人以上に上るという報告もある。
【写真】ジャガイモ食べ体調不良 小5男女13人搬送 宝塚の小学校
同省食品安全政策課によると、ジャガイモには炭水化物などの栄養素のほか、
天然毒素であるソラニンや
チャコニンが含まれる。
特に、芽や光が当たって緑色になった皮などに
多く含まれ、
学校や家庭菜園などで作られた
未熟で小さなジャガイモは、毒素の濃度が高い
という。
食中毒の予防には、ジャガイモに光を当てず大きく熟してから収穫する
▽収穫後も涼しく通気性の良い真っ暗な場所に保管する
▽調理する際は芽やその周辺を取り除き、できるだけ皮をむく
▽苦みやえぐみのあるジャガイモは食べない-ことが有効だという。
加熱調理しても毒素は減らないため、同課担当者は「正しく栽培し、危険なものは絶対に口にしないでほしい」と呼び掛けている。(斉藤絵美
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190710-00000003-kobenext-soci&pos=4