初対面で、自分の印象を良く見せたい、気に入られたい、このように思う人がほとんどです。
悪く思われるより、良く思われたほうがいいですよね。
恋愛ドラマなどでは、初対面の印象が最悪で、その後、相手の良いところを知っていき
ゴールインというケースがほとんですが、これはあくまでドラマのお話であって
現実ですと、初対面が印象が良くなかったら、その場でおしまいということがほとんどなのではないでしょうか。
ルックスが良いとかお話が面白いとかは好印象になるのは間違いないですが、それと同時に
警戒心も増すようになります。
ですのですぐには仲良く慣れない、打ち解けられないなどのケースが多いです。
上記にあげた例は確かに有利ですが、表面的なものではすぐに親しくはなれません。
ではどうすればいいのか。
「常識のある人間」と思わせるのがいいです。
もちろん、過去に何度も説明しているように「相手と似てる、同じだ」という感覚をさせることも
大事です。
今回は「常識のある人間」になぜ心を開きやすいのかを伝えていきます。
まずはじめに、人と人が親しくなるには、相手にとって常識おある人間になるかなれないか!
これにかかっています。
「相手にとって」という部分が重要です。
常識というのは人それぞれ違うものです。
40代のおじさんは、日本の総理大臣は誰だかわかる?というのは常識だと思っていますが
今の若い男女は日本の歴代総理大臣を過去10人言える人はほとんどいません。
「小渕 恵三?誰それ?」というような感覚です。
当然おじさんは若者に対して、「なんて常識のないやつなんだ!」と思います。
ここにズレが発生しています。
常識とはその人の価値観そのものなんです。
価値観、それはその人の中に強く基づいている判断の基準であり、何が大切か、何が大切じゃないか、などの優先順位の位置づけの元といってもいいでしょう。
先ほど、40代のおじさんが総理大臣の名前を知っているは当たり前ということをお話しました。
しかしこのおじさん、Mr.ChildrenやEXILE、嵐については全く知りません。
「誰、それ」といった感じです。
若者はこのおじさんに、常識のない人だなと思われます。
お互いの価値観がまったく違うから、お互いをおかしなヤツだと思ってしまします。
常識とはこれを知っていて当たり前という個人が決めた判断の基準なので
正しい、正しくないとかそういうことじゃないんです。
自分と同じものに常識を感じとり、心を開いていくのです。
心を開くというのはある意味無意識な動作です。
相手が意識しないところで、「合う」と思わせることがコツなんです。