今回はギリシアの世界遺産「大メテオラ修道院」の巻です。

この修道院は、ギリシアの都市、カランバカに在り、１９８８年に世界遺産に登録されています。修道院は４００ｍに垂んとする奇岩の上に建てられています。

食料などの生活物資は、ロープで引き上げると聞きました。神様に一番近い場所ですが生活の大変さがしのばれます。

私がこの修道院を観光したとき、生憎、現地の案内人が予定の時間に大幅に遅れて来ました。　

　　（注）雇用対策のため、ツアー会社は地元の案内人と契約している。

そのお陰で、修道院側から急かされて、あたふたと観光をした覚えが有ります。ギリシア正教だけ有って、この修道院は時間にも大変厳格のようでした。

厳格といえば、修道院の観光には、女性は肌を見せないようにするため、修道院側で用意されたすその長いスカートを穿くことを求められます。

さらに驚いた事は、修道院の前庭に小屋が有り、その中の棚に１０個ほどの人間の「されこうべ」（頭蓋骨）が並べられていたことです。黒く変色しており不気味さを覚えました。これは、殉教した歴代の修道僧の「されこうべ」だったのです。

岩山が屹立、大メテオラ修道院