資源回収
西立川児童会館は社会福祉法人で、官費の補助を受けながら、運営されている。経済的になかなか運営が苦しい状況にあり、児童館のスタッフや理事が二ヶ月に一度ボランティアで、地域の資源回収をおこなって、ささやかながら、資金調達の助けにしている。
文庫にとっても、思わぬひろいものをすることがある。
今日は、ハリーポッターの、シリーズで、まだ文庫に揃っていなかった巻が、新品の状態で、てにはいった。立派な英語版も。英語版を借りるひとがいるとは、思えないけど文庫においておこう。なんだかちょっとうれしい。
素敵な本なのに絶版になってしまっているものが、手に入るときもうれしい。
6年ぶりのブログ
図書室の風景 6年後
さわやかな季節です。児童館の前の富士塚にある、こならの大木に風が吹き抜け
打ち寄せる波のような音をたてています。乾いた葉っぱが落ちてきます。いつもは
まもなくどんぐりが沢山散らばるはずですが、今年はどうでしょう。
なんと久しぶりのブログです。
6年ぶりです。グーグルで絵本の検索をしたとき偶然突然、自分の以前書いたブログに出会いました。、この再会は大きな驚きと喜びでした。6年前、ブログにかいた二歳だった孫が今は、小学三年。
今年春の、信じがたい大地震と津波や世界的な経済の悪化の影響でしょうか、子供たちの様子も、そこぬけの子供らしい楽天家ではいられない、まじめな表情が多く、6年前のブログを読んでみて、確かにあのころとは違った今の雰囲気であることを感じています・
文庫は続いています。本も増えました。 6年後の今、メイフラワー文庫のブログを
このまま続けていいかなと思案いたします。
絵本の楽しみ かえるくんととりのうた
絵本は本当に大人になっても、こころにしみるものがあります。
マックスベルジュイスの絵本は、かえる君が主人公です。
かえるくんが歩いていると、うごかないことりを見つけます。
どうしたんだろう、友達たちが集まります。死んでしまっている
のがわかり穴を掘り、小鳥を埋葬し花をいれ石をおき、祈ります。
しばらく歩いて、かえるくんは「鬼ごっこしよう!!」と声をかけ
みんなで元気良く遊びます。「生きてるってすてきだね!」
気がつくと、木の上でことりが歌ってます。
簡単なお話なんだけど、この年になってこの本の意味するもの
が伝わります。
一年生女子に読んであげると、「かえるくん、変。急に遊ぼうなんて
言って。」と言ってましたが、当然ですよね。
生きるなんてこと考えないで、子どもたちはまさに生命そのもの
なんですものね。
おはなしうさぎ
秋になってしまいました。
でも秋晴れは少ない。はらはらと色づいた葉が
ゆっくり舞い降りるけれど。
午前中図書室は愛らしいお子さんとママたちの
弾んだ声が賑やかに会館にひびきます。
図書室はちょっとした情報交換の場ともなります。
随分長い間ブログの日記をお休みしました。
実は6月から、「おはなしうさぎ」が月二回、
第二、四の水曜日に、図書室に来てくれてます。
おちびさんたちにとってはひいおばあちゃんほど
の年の差でしょうか。
ゆっくり味のある声で、お話を読んでくださいます。
子どもたちが、もう覚えてしまうほど人気のあるのは
「でてこいでてこい」
大きな声で呼びますし、隠れた動物もすぐにあてて
しまいます。
- はやし あきこ
- でてこいでてこい
毎回3,4冊づつですが、もう随分沢山読みました。
ブログに書かなかったこと反省します。
おいしい麦茶
メイフラワー文庫のある西立川児童会館は、
北側に青梅線をはさんで昭和記念公園を臨む。
南側は富士塚公園で、樹齢50年の桜たちの作る、
緑陰と木漏れ日が光のハーモニーを奏でる。
児童館の北と南、どちらの窓を開けても緑の風
が会館に流れ込む。
それでも、ホールでボール投げをしたり、友達同士
戯れたりすると汗びっしょりになる子どもたち。
そこで児童館のスタッフの「ぶーちゃん」がとびっきり
おいしい麦茶を用意してくれている。
薄い麦茶はゆるせないと、氷も麦茶でつくるこだわり。
彼女自身が自分の名前をもじって、「ぶーちゃん」と
子どもたちに呼ばせている。
「きちんとかたづけろ!」とか、泣き声が聞こえたりす
ると、「だれか泣いてるよぉ」とすぐにかけつけ子ども
たちと対応する様子は時に男性的に見えたりするけ
ど麦茶のこだわりのように、ミサンガの細かいデザイン
見本をつくったり、お菓子つくりプログラムでの準備など
とても細かい配慮が、おばさんの私も教えられる。
学童の子どもたちにはおやつの時間がある。
他の児童館には、飲食コーナーがあったりする。
わが児童館のこどもたちへの対応はどうしようと
考えたことがある。
ぶーちゃんは「コンビニで買ってきたおやつを食べたり、
また、買えなくている子がいたり、そういうのはよくない
ので、ここでは、ものを食べないという約束にしたい」
と言った。
そして夏、彼女は、とびっきりおいしい麦茶を前日に沸
かし冷蔵庫に冷やして翌日に備える。
麦茶コーナーで、子どもたちは行儀よく並んで、
麦茶をコップについで「クーッツ」とおいしそうに飲み干す。
図書室の風景 台風一過
昨日台風の影響で、強い雨が時折降りました。
今日は素晴らしい青空です。
しんちゃんが
「台風の後っていつも青空だね。どうして?」
私が
「台風が雲や雨や悪いものを全部もっていって
くれるんだね。」と答えると
しんちゃんは
「悪いやつが良いものをもってくるなんて変じゃん」
といいました。
その言葉に「そうねぇ」と答えて、なんだか可愛くて
笑ってしまいました。
なるほど台風は災いのもとのはず。
だけどこんなにすてきな澄み切った空を置いてっ
てくれた。
台風一過、雨降って地かたまる、
嵐の前の静けさなど、どうも、いいことと悪いことは
表裏一体なのかもしれない。
カラス
梅雨があけ、紫陽花はうなだれていますが、夏は子どもたちの天下
です。
こどもたちといえば、今年春、カラスが我が家の庭の桜の木の高い
ところに巣をつくり、子育てをしていました。
毎日、巣立ちを見守る親ガラスと子ガラスが本当に賑やかでした。
まだこどもが小さい時、私が物干し台から見ていたりすると、親ガラ
スは巣からはなれ、父と母と巣がちょうど三角形の頂点になるように
位置取ります。電柱の上が父カラスでしょうか。刈られたもみの木の
頂上にとまった母カラスは大きなくちばしで、もみの木の枝を噛み千
切っては私を見て威嚇しました。
でも今日は、静かです。
ようやく親子で山に帰ったのでしょうか。
カラスが居ない間に金のハンガーなどで作られた巣を壊すべきだと
考えてます。また子育てに来られるとイヤですから。
外国ではカラスはあまりお話に出ませんが、日本のお話には、人との
かかわりをもってよく描かれていますね。
聞き耳頭巾では、カラスが人間社会を見て、語っているのを頭巾をか
ぶった男が聞き出すといったり、カラスがお坊さんのイメージで絵本に
なったり、配達屋になったり。
童謡にも歌われているのは、人里と山とを往来するカラスは、ちょっと
他の鳥とは違って人に近い感情を持っているように感じられるからかも
しれませんね。
図書室を自習室に
もう夏休みが4日過ぎてしまいました。
本当に早い。
今年は、週に一度、夜に自習室として図書室を開けることにしました。
最初の日21日に中学生男子が来て、宿題を終わらせてしまうんだと
3人頭をつきあわせて、数式を競争のようにといていきました。
「おばちゃん、去年は開いてなかったよね。もっと開いて。」
「まずは、週一ね。利用が多かったら、検討するね。」
自習室として、開いたのをよろこんでくれたことが嬉しくて、中学生
がわたしを「おばちゃん」と呼んだのも、とっても親しみを覚えて、
良かったと思いました。
図書室の風景 エプロンシアター
子ども達がどうしたら本に興味を持ち、図書室に通ってくれるだろうと考えます。
なにかクイズを出して、その答えを図書室の本の中から、探し出そうという企画。
日本、外国のお話に出てくる、いろいろな妖精のお話を集めてみようという企画。
今から、もっともっと知恵をしぼって考えなくてはと焦ります。
先日、エプロンシアターのフエルトで作った[三匹のこぶた]や、
おおかみ、わら、ハリエニシダ、レンガの家などを、エプロンに
はりつけて、子供たちの手の届くところに展示しました。
こどもたちは部屋に入るなり、エプロンの前にいき、こぶたたちを
エプロンから剥がしあそび始めました。
「お話にはカブなんてでてこないよ」「りんごの木がどうしてあるの?」
なんていいながら楽しそうです。
それぞれのぶたは逃げて、レンガの家に逃げ込みみんな仲良く暮ら
すと信じています。
私は「イギリス昔話の本当はね、一番目も二番目のぶたもオオカミに
食べられるのよ。そして、三番目のぶたは、知恵を働かせて、最後に
はオオカミを煮て食べるのよ」といって、太田大八の絵の「さんびきの
こぶた」を読んであげました。
古い絵本です。今でも発刊されているのかどうかわかりませんが、
私はこの絵が好きです。イギリスの昔話やファンタジーも、沢山読ん
であげたいのですがなかなか長いのは難しいものです。
「もっと怖いお話読んで」というリクエストに
「子供を食べる大きな木のはなし」を読みました。
長いお話はいやといっていたこどもたちが、今日はお話にとてもひき
こまれたようです。お話をきく体勢ができて初めて、長いお話も聞く
ことができるのでしょう。
絵本の楽しみ しめしめ
午前中図書室には、若いママと幼稚園前のお子さんが絵本を
仲良くさがすほほえましい様子が見られます。
小さな背表紙でどうしてわかったの?と不思議なくらい、自分の
好きな内容の本をひっぱりだすこどもたち。
貸し出し手続きをしながら、ママから
「とってもこどもの語彙が増えました。先日実家に帰ったら、おじいちゃん
おばあちゃんにも言われました」
なんて言われるとほんとうに嬉しくなってしまう。
我が家の孫も本棚から、自分でこれ読んでと持ってきます。
先日は「どらねこママくん」をひっぱりだしてきた。
おなかをすかせたどらくんが、ひよこをつかまえて家に連れ帰り食べよう
としたけれど、もっと大きく育てて食べようと、せっせとひよこの食事、
身のまわりのめんどうをみます。ひよこは大きく育ちました。
どらくんをママと慕います。
結局意外な展開となってしまうのだけれど、ユーモラスなおぼまことさん
の絵も楽しい。さらりと読んで私は、忘れていました。
一度読んだだけの時に、孫が「しめしめ」ということばを使って、ママを驚
かせました。そのことばはこの絵本の中にあったのです。
どらくんが、
「しめしめごちそうがきたぞ」と草むらから顔をのぞかせ、ひよこを見てい
る。その後この本を読むと、この場面で、どらくんをゆびさし
「しめしめという顔をしている」というのです。
まだ二歳のこどもが「しめしめ」ということばの雰囲気を肌で感じたのだと
絵本の威力に驚きました。
- 著者: おぼ まこと
- タイトル: どらねこママくん
