2007年7月から続いてきたブログマガジンSoLですが、
2010年2月末でしばしのおやすみをいただきます。
休刊にあたり、SoL初期メンバーがそれぞれの思いを綴ります。

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■編集長YUKAKO

BlogMagazine-SoL -『ソル』-ママ&ワイフを楽しむおんなたち-YUKAKO
最初はとにかく、「原稿集めなきゃ!」という気持ちがいっぱいで、それから同じように「原稿書かなきゃ!」だった。編集しつつ書く、というスタイルで編集部員は結構頑張っていたと思う。
自分的には『ハンサムに生きる』 シリーズが書いてて楽しかったな。自分自身も含めて、読んで活力が得られるものが書きたい!と思ったので色々なところから言葉を探して来る面白さがあった。
もともと長嶋茂雄氏の言葉が印象深くて(自分が何をしたら周りが喜んでくれるか、というフレーズ)これを紹介したかったのが始まりだったのだね。
女であることを忘れない、と言いながら萎れやすい花も持ち合わせた女性達。心に栄養を注いでいつも輝いて欲しいという気持ちがあったのだ。

でも言葉を集めるのも結構大変で、家にある本はあれもこれも引っくり返してみたし、雑誌からピックアップしたものもあった。どうしても探しきれな くて本屋に出向いて、様々な本を読んでビビビ、っときたものをさっそくピックアップしたりした。そうやって寄せ集めた言葉達が眠っているコラムなのだ。

仮に誰かがあれを読んで、少しでも勇気が湧いてきたら、それはそれでまた嬉しい。次の機会があったなら、あの続きを書いてみたい。アラフォー世代の私たちが選ぶ、数珠玉の言葉達を拾いあげつつ。

■アシスタント:織部桃
BlogMagazine-SoL -『ソル』-ママ&ワイフを楽しむおんなたち-織部桃
SoLの会合に初めて参加した夜、脳細胞の興奮に打ち震えながら、私は1冊の本と1人の乳児を抱きしめて、眠りについた。美しく聡明で色気のある編集長は私の中の平塚雷鳥のイメージと見事に重なった。さらに、猛烈なテンポで繰り広げられたぶっとび会話の内容は、まさに平成の青鞜社そのものであったのだ。SoLで私は「織部桃」として念願だった短編を人生で初めて一本書き上げたし、あの日、私の横で芋虫のように寝っ転がっていた赤ん坊はもうすぐおむつがとれる。この3年でメンバーの環境は色々と変化したが、何やらそれぞれに幸せな結末を迎えつつある。青鞜の休刊とSoLの休刊。おそらく一番大きな違いはそこなのではないだろうか。「結婚も出産も仕事も」。SoLとの出会いは私の人生にとっても財産であるし、SoLに関わった女性達は、これからも欲張りに女の人生を楽しんでいくに違いない。

■人事担当:ナオト

BlogMagazine-SoL -『ソル』-ママ&ワイフを楽しむおんなたち-ナオト
最初にSoLに誘われた時に、何度も自分でいいのか確認したっけ。だって他のメンバーの文才に比べ、私だけ小学生の作文みたいだったんだもの。それでも「何か活動して頑張っている私だからいい」と温かく受け入れてくれて有難かったな。
最初はきつかった。1ヶ月に4本書いていた時は常にネタ探しで頭の中がぐるぐる。でも、文章を書くというのは頭や心の整理にもなるんだ、と面白さを発見出来たりもした。
いろいろメンバーと話し合い、時にはぶつかって試行錯誤しながら形を変え、続けてきたSoL。たくさんの素敵なコラムを提供してくれたライターのみんなに は感謝してもしきれない。素晴らしい仲間と消えないコラムは人生の宝物になりそうだ。おばあちゃんになってから、読み返すのが楽しみ!長い間SoLを可愛 がってくれた読者の皆様にも最大級の感謝を!また、会いましょう♪

■校正・サイト管理担当:cheeco
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シモネタとネオン街にしか興味のない私が、いったい何を発信できるんだろう?と、ずーっと手探りだった。だいたい、基本的な文章力を持ち合わせてないのに最大公約数的な内容を書いたって面白くないんだから、だったら書きたいことを書こうと腹をくくって、男の乳首や夢精、風俗など、好き勝手書かせてもらった。思えば、SoLのカラーとは違ったかもしれない。でも、あの時の私だから書けたことを残せた、という点では満足している。

年に数度訪れる業務繁忙期に、執筆作業と編集作業の両方が重なったときは、体力的にも精神的にもそうとう辛かった。そんな中、ライターの方には快く協力していただき、助けていただいた。彼女たちには未熟な私がいろいろ意見や無理を言って、今でも申し訳ないという気持ちでいっぱいである。

2010年5月、私は出産する。興味の対象がネオン街からベビー用品になった。
これからさらに訪れるであろう変化に不安はあるけど、SoLのおかげで、ネオン街では出会うことのない、木漏れ日や陽だまりが似合いそうなママの先輩達と知り合え、非常に心強い。
シモネタに興味ちんちんという点は変わらないけど、それも私だ。

■更新担当:yukyux
BlogMagazine-SoL -『ソル』-ママ&ワイフを楽しむおんなたち-yukyux
女だけが集まって何かをやるなんて、絶対面白そう!と、自分の文才のなさを省みずに参加したSoL。会社と家と(時々居酒屋)の往復の毎日に SoLの活動が加わり、それをきっかけに輝く女性達と出会い、オッサン色で染められた私の生活にほんの少し『女性らしさ』をもたらしてくれました。
私には今年の3月に初めての『出産』という大仕事が待ち受けています。想像以上に過酷であろう育児も「SoL再開した時のネタになるわい」とネタに変え、みなさんをお手本に自分らしく前向きに今まで以上に楽しい生活になりそうと期待でいっぱいなのも、SoLのお陰。
次回SoL再開の時は『オッサン+ママ=?』の答えが出ていることでしょう。その答えがみなさんのように『輝く女性』であるかどうかは、我ながら楽しみでもある今日この頃です。