「後世への最大遺物」
内村鑑三という牧師さんの書いた本だ。
しかも抜粋で、“ある箇所” を勧められた。
「~ この美しい地球、この美しい国、この楽しい社会、このわれわれを育ててくれた山、河、これらに私が何も遺さずに死んでしまいたくない ~ われわれの生まれたときよりもこの日本を少しなりともよくして逝きたいではありませんか」
のあたりだ。
そして自分で読んだ時も、感銘を受けたのはやはりこの箇所だった。
現代に生きる人の中で、この心意気で生きている人はいったいどのくらいいるのだろうか。
誰もが自分のことだけを考え、いかに自分を利するかを我れ先に考える。
そんなことはないという人がいたとしても、他の人やまわりの人のことまでは考えられても、自分を育んでくれた地球に何も遺さずに死んでしまいたくないとまで考えている人は果たしているのだろうか。
しかし私は、この心意気に、この美しい響きに感動した。私もこんな気持ちで生きていきたいと思うようになった。
「われわれの生まれたときよりもこの日本を少しなりともよくして逝きたいではありませんか」

