
今月の16日WWD編集長の山室一幸氏がお亡くなりになりました。53歳という若さでした。
若い方にはご存知ない方も多いでしょうが、山室氏はTV番組「ファッション通信」のプロデューサーを
20年近く勤め上げ、世界のファッションの最前線を取材していました。
私が服飾専門学生だった当時はインターネットの普及もまだまだでしたので、
基本的には「WWD」や「FASHION NEWS」や「gap」などの紙のメディアでしか
パリやミラノなど、最先端のファッションデザインを見ることができませんでした。
しかし「ファッション通信」はTVで放送されていたので、(現在BS ジャパンで放送中)
映像として最先端のトレンドやクリエーションを見る事ができる唯一のメディアだったのです。
山室氏本人に初めてお目にかかったのは、学生だった当時に氏の講義があり、
そこでファッションジャーナリズムについてお話していただいた時でした。
柔和な表情、そして何と言っても甘い語り口。すごい優しくて良い声なんですよ!!
最先端ファッションを常に触れられている氏のお話はとても刺激的だったのを覚えています。
山室氏はその後「WWD」の編集長へ就任。
変わらず世界のファッションの最前線を精力的に取材されていた矢先の出来事でした。
山室氏は日本のファッションジャーナリストの中で最も有名な一人と言っても過言ではありません。
日本のファッションジャーナリズム、ひいては日本のファッション界に
多大なる功績を残した氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


