会社を辞めた翌日、気持ちを一新すべく青山にあるアヴェダヘアサロンで髪を切ってもらった。その帰りに、表参道沿いにあるシャネルブティックへ。かねてから見たい見たい、着てみたい!(^0^)と思っていたものが7月26日、ついに発売になった。

それは、黒いツイードの
シャネルジャケット


値段は49万9800円なり~。ふぅ。。。

普通の感覚で考えれば、一着のジャケットに50万円近くをかけるなんて、ありえない、だろう。私だって、会社に勤めていたころの一ヶ月の給料がこのジャケットには程遠い金額。。。専業主婦歴25年以上の母親(現在は自分で会社を起こして仕事をしている)にいたっては、娘がこんな高額のジャケットを「見たい見たい!着たい着たい!」な~んて思ってるなどとは、夢にも思うまい。

でも。。。私がこのジャケットを欲しいと思うのには、ワケがある。ひとつは値段。49万9000円は、シャネルジャケットにしては実は破格の値段なのだ。私が今まで店でチェックしてきたものは、たいてい70万円~80万円台だった。とうてい買えるわけもない。だから、50万円を切ったこのジャケットは、かなりお買い得。そう思う人がすべてではないと思うけれど。

ブティックの方とお話したところ、この値段、実は本国よりも安いのだそうだ。

「こんな機会はめったにないから、ぜひこの機会にp(^-^)q」


とスタッフの方にもおすすめされた。

値段だけではない。
このジャケット、本当に本当にクラシックなデザインに忠実なのだ。ノーカラー(襟なし)に、4つのポケット、黒のツイード。まさに

こっこれぞ、クラシック


というデザイン。

えっ、普通、シャネルのお店ではそういうスタンダードなジャケットをいつも取り扱っているんじゃないの?!とお思いの方、

いやいや、そうじゃないんですよ。

ここ数年(たぶん2年ぐらい)、出ていたのは襟がちょっとかわっていたり、前のボタンがボタンでなくてチェーンになってたり。同じ黒いツイードでも、ラメが入っていたり、袖にオーガンジーの装飾がついていたり。。。ポケットも2つだったり。毎シーズン、買いもしないのに(←大迷惑)頻繁にシャネルに通った私の記憶では、本っ当に、クラシックなデザインのジャケットは出ていなかったはず。

ちなみに今までよく出ていたジャケットはたとえばこんな感じ

30


黒のツイードジャケットでも、装飾が施されていてデザイン性が高い。。。

私が過去にクラシックな定番のツイードジャケットを見たのは、確か2年前の秋冬に出ていたParis-NewYork(だったかな。もしかしたらParis-Tokyoだったかも)のコレクションに出ていたジャケット。当時、30歳を過ぎてまもない私がそのジャケット(それは確か80万円近かった)を買える由もなかったけれど、あぁ、いつか着たいなぁ、似合う女性になりたいなぁ、と思い、顧客でもないのに試着だけさせてもらって、鏡を見たのを覚えている。

そのときの私も、

「まぁ、今は買えなくても、またずっとこういう定番のデザインはすぐ出ると思うし…≧(´▽`)≦」

と見送った。

なのに!!(>ー<)


それから数シーズン、出てくるのはどれもトレンド感あふれるデザインのジャケット、ジャケット、ジャケット。私が欲しいのは

何の装飾もなくて、
ポケットが4つあって、
シンプルな黒のツイードの
ノーカラーのジャケットなんですぅ!!!

シンプルな願いだからすぐにかなえられると思っていたのに、むしろなかなか叶えられない願いだったということに気づいたのは、シーズンが過ぎてからのことだった。

だから今回登場したクラシックなシャネルジャケットの再来には、感慨もひとしおである。おまけに、価格も以前のものより断然手が届きやすい(といっても、たいへん高額であることにかわりはないけれど)


でも。。。数々の買い物をしてきた私が今思うのは、10万円以下のジャケット、数万円のジャケットを5枚、10枚着こなすより、50万円のシャネルジャケット一着を丁寧に着こなすほうが、断然、おしゃれ!ではないかと。そのほうがおしゃれの投資もはるかに生きるのではないかと思うのである。

今まで数多くしてきた散財の額を見積もれば、50万円はあっという間に超えてしまうし。

だから本当に似合うものを、大切に、少しだけ。

30代のおしゃれはそれでいいんだと思っている。値段は着る回数を考えれば、これから一生着るであろうシャネルジャケットは、決して高い買い物にならないのではないだろうか。

冒頭に書いた表参道シャネルブティックでの出来事。私がジャケットを試着している間に、50代ぐらいのキャリアウーマン風の女性がさっと同じジャケットを買っていった。白髪で細身、知的な薫りのする女性は、いったいどんなシーンで、どんなスタイルでこのジャケットを着こなすのだろう。。。

ちなみにこのジャケット、ヴォーグ

ヴォーグ

やシュプール
シュプール
といったモード雑誌にこぞって紹介され、発売と同時にジャケットめがけて訪問する顧客が多数。そこまで話題になるジャケットもここしばらくなかったのではないかな。

予約は基本的には受けていないそう。ちなみに伊勢丹新宿店、表参道店、渋谷西武店ではそういわれた。でも一週間ほど前に訪れたとあるシャネルブティックの方とお話したところ、「キープしますよ」とおっしゃってくださった。某老舗百貨店の中にあるシャネルである。私は顧客でもなんでもない一見さんだったけれど、やっぱり老舗の百貨店はサービスがちょっと違うのかね、、、と思った次第。。。そういうサービスの差を見るのも、なかなか面白い。

あぁ。。。。それでも50万円近い出費は、フリーの私としてはかなり悩みどころ。
今回は会社退職記念ということで、一生ものの一張羅を購入するか。。。






退職の挨拶だろう!

ということで、退職後初日は日頃お世話になっていた方々にお礼と退職のご報告の挨拶メールを。

どんな言葉で挨拶をすればよいのかな。。と悶々としていた矢先に、ある大先輩から定年退職のお知らせのメールをいただく。


素晴らしい文章。。。ヾ(@°▽°@)ノ


文章に、これまでお世話になった周囲の方々への謝意の気持ちがちりばめられている。

私から見れば、天才的な編集者で、大きな仕事をされてきた重鎮。そんな偉い方でも(いやそういう方ほど)

「皆様に支えられて」

業務を全うできたという心からの気持ちをおもちなのだ。

私のような凡人ほど、謙虚な気持ちが欠けているのかもしれない。これをやってきた、あれをやった、と主張してばっかりだもの。


退職の挨拶前によいお言葉をいただいた。

早速、精一杯の謝意の気持ちを自分なりにちりばめて、メールを送る。一斉メールで送る気持ちにはなれなかったので、一通一通。だからその日送信できたのは、10本の指にも満たない人数だった。

この先はフリーランスでまだ何も決めていないけど、
早速、

「今度逢いませんか?」

とご連絡をいただいた。大大大先輩からのメールに恐縮する。。。。私めなどでよろしいのだろうか。(・Θ・;)

会社を辞めると決めたときは、かなりドキドキだったし、予定も未定だったから、このまま引きこもりになったりして…と焦ったり、寂しく思って友達に逢う約束をしても、

じゃ、お盆すぎに!

っといわれ、それまでな~んの予定もなしこで、それまで予定なしこは耐えられない!!!とまで思っていた。

でも退職のご挨拶をしたころから、次第に周りの方々がご連絡をくださるようになり、さらには次の仕事の相談にのってくださったりと、有り難いご連絡が続いた、

昨日電話をかけてくれた元同僚の●くんも「いつでも●●社を紹介するよ」と言ってくれたり、同じく元同僚の▲さんも「フリーの心得」を教えてくれたり。。。。

あぁ、本当に皆様に感謝。感謝。。。。

元上司も引き続き私に連絡をくださる。ランチしようよ!とのこと。

上司はファッションのセンスも、人柄も、素晴らしい。。。おまけに食通で、いつもナイスなお店を紹介してくれる。

あさってに上司と約束したフレンチビストロも今から超楽しみだ!!!